二話 ページ4
あの後、ベルが物理的に真っ赤になってアイズさんから逃げてしまった。
なのでアイズさんにお礼を言ってから私も後を追った。
(確かここでアイズさんに恋をするんだよね…?)
説明はしていないが私はトリップ者、一通りの話を知っている。
まぁ、私が介入しているから少し話が変わるとは思うが…
「エイナさああああああああんっ! アイズ・ヴァレンシュタインさんの情報を、教えてくださあああああああいっ!」
「うわああああああああ!?」
「待って、ベル待って!! 血だらけで走らないで!! エイナさんも驚いてんじゃん!!」
いやもう、この主人公どうにかして!
物語が壊れてもいいから!
(周りの目が痛い! 痛いよベル!!)
ベルはそんなこと気にしていないようにエイナさんに走って近づく
「ベル君、キミねぇ、返り血を浴びたならシャワーくらい浴びてきなさいよ……血まみれで街を突っ切ってギルドに来るなんてちょっとどうかと思うなぁ」
「ほら、エイナさん呆れてるよ?」
「そ、そんなぁ」
ベルはガーンという効果音が着きそうなくらい落ち込んでいる。
私の話も聞いて欲しいのだが…
(まったく…)
5人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
鶴(プロフ) - 初めて見たんですが、とっても面白いです!更新頑張ってください!応援しています! (2019年7月13日 21時) (レス) id: 2141c8a0fe (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:だんちょ〜 | 作成日時:2018年1月14日 3時