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瑞稀「徳間の寝顔ゲット」
A「えっ?!ちょっと待ってよ!」
瑞稀「マジ傑作、ウケる」
涼くんの謎の宣告があってから、何故か私はヤンキーのイノウエミズキ…みずくんと仲良くなった。
みずくんによると、
「いじりがいがある」らしい。
そんなヤンキーの井上瑞稀と私が仲良くなったことに、美真ちゃんは心底驚いていた。
A「消してよ!」
瑞稀「授業中に寝るお前が悪いだろ(笑)」
A「授業中に携帯弄るなんて!」
ふは、と笑ったみずくんの笑顔に、
どきんと心臓が高鳴った。
10年経って変わってしまったみずくん。
だけど、10年前と変わらない所も…少しあって。
下唇を突き出す癖とか、…集中すると周りが見えなくなっちゃうとことか。
…イノウエミズキの中に、私はみずくんを探している。
瑞稀「ほらほら、このスマホ届いたら消してやるよ」
A「最低…!」
手を高くあげて、プラプラとスマホを揺らす。
ぐっと背伸びをして手を伸ばしても、届くわけがない。
んー!と言いながら背伸びをすると、ぐっと背中を引き寄せられてみずくんがいる前に倒れ込んだ。
瑞稀「お前、面白いからおれの彼女にしてやるよ」
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りうね(プロフ) - にこりさん、おかえりなさい!とっても嬉しいです。邂逅楽しみにしています。 (2019年7月23日 17時) (レス) id: d5bba296a6 (このIDを非表示/違反報告)
咲(プロフ) - 読みやすくて面白いです!これからも更新楽しみにしています! (2018年6月10日 14時) (レス) id: 6853d820e0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:にこり。 | 作成日時:2018年5月8日 22時