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A｢ テニス部かっこいー！ ｣
廉｢ … ｣
A｢ 紫耀先輩うまい！かっこい〜 ♡♡ ｣
廉｢ … ｣
A｢ きまった！！すごい！！ ｣
ぴーぴーきゃーきゃー悲鳴を上げて
テニスコートのフェンスに捕まるA と、
それを黙って後ろから見てるだけの俺 。
いやさ、普通彼氏の前でやで？
他の男かっこいいって言うかいな。
まあ 、ええねんけどさ。
よくないけど。
A｢ きゃー！こっちに手振ってる ♡♡ ｣
… そろそろ語尾のハートうざいねんけど。
A｢ 紫耀先輩〜 ♡♡ ｣
… そろそろ其奴の名前もうざいねんけど。
A｢ サランヘヨ〜 ♡♡ ｣
… もう、なに言えばええの。
とりあえずうん。Aの存在がうざい。
A｢ なあれ … ん … ｣
振り向いたAの唇に
俺の唇重ねて黙らせる
ぴーぴーうるさい奴。
廉｢ 俺意外見えへんようしたる ｣
お前には俺だけでええやろ。
廉｢ 紫耀先輩に見せつけたろ ｣
此奴の彼氏は俺やねん。
A｢ ちょ、廉、どうし ＿＿＿＿ ｣
フェンスに壁ドンして
Aの唇をまた塞ぐ
それでチラッと紫耀先輩見たら
紫耀先輩 、なにも知らんみたいに
平然とテニスやっとった。
イラついてAから離れたら
たちまちA、ニヤニヤし始めて
A｢ 嫉妬 〜？ ♡♡ ｣
なんて言ってきた。
廉｢ は？！誰が誰に？！ ｣
A｢ 廉が紫耀先輩に〜 ｣
廉｢ ちゃうわあほ！
ただAに 、 ｣
A｢ あーはいはい 。｣
くそ。
此奴、絶対確信犯や。
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作者名：にこり。
| 作成日時：2015年1月20日 19時
