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「お館様におかれましても御壮健で何よりです、
益々のご多幸を切にお祈り申し上げます。」


「ありがとう。A」





訳がわからなかった。



どうして隠である私がお館様に呼ばれたのだろう





「ふふ、そんなに緊張しなくても大丈夫だよ」




それでね、と続けるお館様。





「Aには、霞柱専属の隠になってもらいたいんだよ」


その落ち着いた声でお館様が言う。




「か、霞柱様の…?」




続けてお館様から語られたのは、壮絶な彼の過去。




彼は柱とはいえ、まだ14の子ども


そして記憶喪失


さらには物事をすぐに忘れてしまう記憶障害



当然、お館様も心配されていた。


だから使用人をつけたいとのことだった。







「それともう1つ、
前に無一郎の為に作ってくれた料理、
凄く気に入ったみたいでね。」




どうやらあの時保護されていた子は、

今の霞柱様だったらしい。






「A、引き受けてくれるかな?」


「御意」






この日から私は
霞柱様専属の隠になったのだ。



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るな - 無一郎君が好きなのでこんなお話みたいに共同生活したらなと一緒のお布団に寝るのは恥ずかしいけど。 (3月22日 1時) (レス) id: 9a0d82b2e3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あたかもしれない | 作成日時:2024年2月28日 10時

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