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「この扉の向こうが、我社自慢の金庫室になります」


金庫室に繋ぐ廊下はサイドに観葉植物がたくさん置かれている
ここにもなにか仕掛けられてたりするのかな


「ここは、限られた者しか開くことが出来ないんです」



扉は指紋認証、と
快斗くんなら大丈夫かな?

その扉をくぐって中に入ると快斗くんは下調べというように壁や柱を叩いて構造を確認している様子



「ぅわ」



ジャマルッディンさんがカタカタと何かを操作すれば、部屋の中のいくつも連なった棚の壁が動き出し、降りてきた棚から紺青の拳が埋め込まれたベルトが出てきた

わぁ綺麗!
透き通る青でthe宝石って感じ!!



「これが海賊王の証と呼ばれた紺青の拳と呼ばれる宝石です」



「なるほど。ここにあればいかにキッドでも手出し出来んでしょーな!」



「それがそうもいかないのですよ
明日からの空手トーナメント開催中は会場にベルトを展示することになっていましてね」


それもしっかりとリサーチ済
だけど警備の頑丈さとかは関係ない快斗くんはここで盗るつもりみたい
裏をかいて、ってやつ



「警備体制がここより劣ると仰ってましたが、つまりキッドはサファイアが会場に移されるのを待っているとお考えなのですね?」



「その通り。ここを狙うのはリスクが高すぎる」



「ですね、僕も微力ながら宝石の警護に協力させてください。」



多分レオンさん、今日キッドが来るの分かってる
分かってて、どこかで聞いてるであろうキッドに対して油断させてるんだ

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サクラ - こんにちは(*^^*) はじめまして。 いきなりすみません...。 物語一気に読んじゃいました。 続きが気になります。 更新待ってますね。 (2020年4月19日 16時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
みゆ(プロフ) - 更新待っていました!このお話とっても好きなんです!更新頑張ってください! (2020年4月18日 18時) (レス) id: 12db53baf5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:もふ | 作成日時:2020年4月18日 16時

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