【名探偵コナン】パートナー兼カノジョ〜11人目のストライカー〜

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コナン)それで？知史君とはいつ知り合ったの？

中岡)っ！何故俺と知史が･･･

コナン)本浦さんが撮ったビデオに映ってたんだ。知史君と合図を交わす、中岡さんの姿がね。
知り合ったのは多分、高校3年の時だよね？場所は杯戸公園のグラウンド。自主練してる時じゃない？

中岡)はっ！お前、どうして･･･

コナン)中岡さんが通っていた杯戸高校の寮は杯戸公園の近くだし実家は群馬だと聞いてたから寮生活かな、と思ったんだ。
中岡さん、練習をしていた知史君に声を掛けたんでしょ？昔、中岡選手がカズ選手に声を掛けられたみたいに。

中岡)っ！！あぁ。俺と知史が初めて会ったのは高３の春。お前の言う通り杯戸公園で自主練している時だ。生まれつき体が弱く、激しい運動が出来ない知史だったが、少しずつ俺の練習に付き合うようになった。
俺と知史との2人だけの練習はその年の冬まで続いた。その間俺は高校選手権を勝ち抜き国立でゴールを決めて知史と祝杯をしていた。
その時、俺は知史に赤いリストバンドをあげた。知史もゴールを決められるようにな･･･。

コナン)でも2月に中岡さんがバイクで事故を起こして知史君との関係が終わってしまったんだね。

中岡)あぁ。手術に続く半年間のリハビリも上手くいかず俺は逃げる様に南米にたった。
そして、今年の6月久し振りに杯戸公園を訪れた時、4年生になった知史は杯戸町のサッカーチームに入っていた。
体が弱い為試合中もずっとベンチで応援しているだけだったが監督に次の試合、少しだけ出てみるかと言われたという。
そんな知史と試合中にゴールを決めるという約束を交わした。祝杯をあげようと約束したんだ。

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