【はたらく細胞】一番強〜い、白血球さん！？

肺炎球菌が六つ ページ10

〜Aside続き〜




愛「俺は、愛染国俊！！好きな事は、祭りだ！よろしくな、Aさん！！」




そう元気に、自己紹介をしてくれる赤髪の少年。うんうん、元気な子がいっぱいだねぇ。




太「俺は、太鼓鐘貞宗！好きな事は、派手なもの！よろしくな、Aさん！派手な事とかは俺に、任せてくれ！」




そう、ぴょんぴょんと跳ねる太鼓鐘クン。おぉ、羅威クンみたいな子だねぇ？羅威クンとは、気が合いそうだ。




小「僕は、小夜左文字……。よろしくね、Aさん」




そう、青髪の可愛らしい少年がぺこっとお辞儀をする。少し、白クン似だねぇ。






それからは、人数の多い子達の名前をどんどん聞いていきすぐに覚えた。









─────────────────────



貴「う〜ん。やっぱり、今回の子達はおおいねぇ。ね？白クン」




私が、隣で少し放心状態の白クンに話しかける。




白「は、い……。まさか、ここまで多いとは知りませんでした」




まぁ、私も若干驚いている。この数なら、侵入してきた雑菌も容易に見つけ出せそうだ。





貴「さて、それでは……。これより、体内の中に侵入してきた肺炎球菌を潰しにかかる。新人達は、初仕事だ。気を引き締めて、行え」





私が、太腿に付けていたナイフを片手に持ち指示を出す。




新白「「「「了解！！！！」」」」





そう、元気良く返事をした後、すぐに室内から出ていく半数の新人達。





貴「さて……。それじゃあ、白クンと君達は私達と行動する。よろしくな」





私は、少し微笑んでから近くの窓を開けて飛ぶ←



白「ちょっ……！！！はぁ、新人。お前らも、行くぞ。今のAさんは、仕事時の性格になってる」





そう、白クンが話す声が聞こえるが私は一気に近くの細胞クン達が住むマンションの壁を飛び屋根の上に着地する。





貴「ふぅ……。さて、行くか。まぁ、その前に連絡が先か」




私は、耳にあらかじめ付けておいた黒の小型のインカムに指を添える。




貴「此方、A。ただ今、新人白血球を連れて駆除に参戦する。其方は、見つけたか？」





私が、インカム越しに問えばザザッと雑音がした後すぐに声が聞こえる。






白『此方、異常なし。雑菌も、未だに見つけていません。新人白血球を先程、見かけました。皆に、伝えておきます』







うんうん、さてと報告も終わったし行きましょうかね……？(黒笑)

終わり ログインすれば
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