【はたらく細胞】一番強〜い、白血球さん！？

肺炎球菌が三つ ページ7

〜Aside〜



私達は、先程の場所から少し歩いて見回りをしているが何も出てこない。




貴「ん〜。何か、嫌な感じがするねぇ」




私は、いつもの喋り方から仕事時の喋り方に切り替え辺りを警戒して見回す。




白「Aさん、どうしますか？一旦、他の白血球と合流しますか？」




そう言い聞いてくる白の手には、いつ出てきても良いようにかナイフが一つ握られている。




貴「そうだねぇ……。あ、新人クン達を使わないかい？この際だからね」




そう言い、私は一つの案を白クンに言えば白クンはキョトンとしている。




白「新人、ですか……？」




貴「嗚呼。この間、新しく白血球達が凄い増えただろう？それに、羅威クンや季乃クンに遥クン達も話していただろう？」




そう言えば、何かを思い出したのか目を見開く白クン。




白「あぁ、そう言えば周りの細胞も噂してましたね。新しく、赤血球・白血球・キラーT細胞・マクロファージ・ヘルパーT細胞・樹伏細胞・血小板に新しく人員が追加されたって」




そう、事細かに話す白クン。うんうん、やはり白クンは記憶力が良いようだ。





貴「嗚呼、そうだ。今年の新人クン達は偵察力や戦闘値が高いと言われている。だからこそ、今がその力を発揮するべきだと私は思う」





そう言い、私が自分の意見を言うと白クンは少し黙ってから私達の課がある建物へと歩き出す。





貴「ふふっ、やはり君ならそう思っていたよ。白クン」





そう、白クンの元へと走り寄り一緒に白血球課へと歩き出した。

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