【はたらく細胞】一番強〜い、白血球さん！？

プロローグ ページ2

人間の体の中には、約37兆2000億個もの細胞たちが毎日毎日24時間365日。元気に働いています。




そんな、人間の体の中。ある、場所が今、壊れたところである。




そんな、煙が上がっている場所を遠くから見つめている女性が一人……。





貴「うわぉ、派手に壊れたネ〜。皆はもう、向かったかナ〜？」




そう、にこにこと微笑む美しい女性。そう微笑んでいる彼女は、白血球のリーダーとも言える者なのである。





貴「ん〜、私は少し遅れても大丈夫だよネ〜？私は、細胞クン達を逃がすとしますか」





そう、呟くと座っていた屋根からトンッと地面に着地する。




すると、道端を通った白シャツに"細胞"と書かれた青年が彼女……Aを見つけると慌てて近付く。




細1「あ！Aさん！この前は、助けて頂きありがとうございました！！」





そう、ぺこぺこと何度もお辞儀をする細胞。




貴「ははは！大丈夫だよ〜、僕の仕事は細胞や赤血球を守ることだからね〜？あ、あと……。
さっき、また彼処で菌が侵入したみたいだから皆に言って逃げてくれるかい？」





そう、言い煙が上がっている場所を指させば彼は「はい！」と返事をし、走り出した。






貴「ん〜、さてと。彼に細胞クン達は任せたし私もさっそく向かおうかね〜？たぶん、彼処に私の後輩クンも行ったと思うしね〜」






そう言い、彼女は美しい白銀色の髪を靡かせ煙が上がる場所へと走り出した。

肺炎球菌が一つ→←設定

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す