ep.16 ページ18
次の日から私は、通っている帝丹小学校に通い勉学に励んだ。まぁ前世では、そこそこ頭も良かったため凄く授業が簡単だった。
私は得意な科目なら沢山あるが、苦手な科目はそうそう無い。強いて言うなら凄く好きな科目は、理数である。めっちゃ楽しい。
そうして、何の変哲もない一週間を過ごした。放課後は零くんたちと、一緒に遊ぶために家の近くの公園へ行って一緒に遊んだ。
それを毎日繰り返すように過ごしていたら、いつの間にか一週間は過ぎて土曜日になり明日からハワイに出発する前日になった今日。
相も変わらず私たちは、三人で遊んでいた。
貴「ねぇ、ヒロくん零くん。ちょっとお話があるんだ」
諸「え?お話?何の?」
降「??」
そう言って、遊んでいた二人を近くのベンチに座らせ明日から行くハワイについて話した。
諸「え!?明日から、ずっとハワイに行っちゃうのお姉さん!?」
降「もう、帰ってこないの……?」
そう、ハワイの話が終わったあとには二人ともなぜか泣きそうになっていた。
貴「え、あ、いやいや!ずっとじゃないよ?そうだな〜、一週間くらいは多分ハワイに居ると思うからその間はここに来れないな」
諸「そんなに……?でもでも、日本には帰って来るの?」
貴「もちろん。二人との約束もあるから帰ってくるよ。だから、少しだけ待っててくれる?」
降「……俺、頑張ってヒロと待つ。お姉さんが来るまでずっと待つ」
そう、先に言葉を発したのは零くん。その言葉にヒロくんも、「俺も!」と言ってくれてホッとする。
そうして、その日は二人と満足するまで遊び尽くした。けれど、少し帰る時間が遅くなって私のお母様にお説教されたのは言うまでもない。
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おもち(プロフ) - うわぁーなんでこんな神作品作れるんですか???神作者様ですか???これからも頑張ってください!続きが気になります! (2020年6月8日 17時) (レス) id: da120451b3 (このIDを非表示/違反報告)
mare - とても面白いですね!頑張って下さい! (2020年3月30日 1時) (レス) id: 753e30b206 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:千本桜 | 作成日時:2020年3月22日 23時