第一話 依頼 ページ3
〜No side〜
ある、宿屋の一室。
そこに、その者は居た。机に向かい合い、サラサラと何かを書いているようだ。
すると、急にタタタッと誰かがその一室に近付いてくる音が聞こえてくる。
その音が、誰なのかを知っているのか机に向かっている少女はニコニコと笑っていた。
すると、少女が考えていた事が的中しスパンと言う襖が開く音と共に一人の男が入ってくる。
？「大将〜？手紙が、来てるよ！」
そう言い、片手に文を持って現れたベージュの少し長い髪を三つ編にしている男。
貴「そうですか、ありがとうございます。蝶」
蝶「へへ！大将に、褒められた〜！あ、オレも一緒に見ても良い？？」
貴「えぇ、好きにしなさい」
大将と呼ばれる少女が、許可を出すとたちまち髪と同色の瞳を輝かせる蝶と呼ばれる男。
貴「はてさて、送り主は誰でしょうかね？」
蝶から、手渡された文をゆっくりと丁寧に広げて行く。
貴「…………おや、まぁ」
手紙の内容が、以外だったのか目元を細め手紙をまた同じように畳み懐に仕舞う。
蝶「大将〜？手紙、誰だったの？？」
コテンと、首を傾げながら大将……。基、Aに問いかける蝶。
貴「政府の方から、だったようです。何でも、ブラック本丸と呼ばれる場所に行って欲しいそうですよ」
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黒月白蘭 - 作者様は、神ですか？？いや、神でしたね！！！続き楽しみにしてますね！！ (2021年4月2日 20時) (
レス) id: 6561cece79 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：千本桜 | 作成日時：2019年2月15日 23時
