【刀剣乱舞×FGO】幼女マスターは、ブラック本丸に行くようです！？ (ページ6)

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宝具ページ6

～玉藻side～

玉「出雲に神在り、是自在にして禊の証、神宝宇迦之鏡也――水天日光天照八野鎮石！！！！」

私が、宝具展開の言葉を唱えると私の周りの鏡がクルリクルリと回り出す。

それが、始まると所持していた札を数枚構え前を見据える。

玉「はッ！！！！」

私が、札と鏡を上空へと投げれば鏡が光り始め私の空間を作り上げる。

周りには、グルリと囲むようにして立つ淡い紫色の鳥居。そして、鳥居の前には札が付いている。

すると、彼らは状況が読み込めないのか慌てたように座っていた者も己の獲物を構え出す。

？「これは、なんですか！？あなた、なにをやったのですか！？」

すると、一番手前にいた子天狗のような白髪に赤目の少年が私に問いかける。

玉「此処は、我が領域。此処では、貴方達の力など通用などしません。此処では、私が支配権を握っていますからねぇ～」

私が、空中から降りてきた鏡を持ち空間へと戻す。

そして、後ろで待機させていたマスターを抱きかかえる。

貴「玉藻、宝具出したの……？」

コテン、と首を傾げるマスターを微笑ましく見ながらコクリと頷く。

玉「えぇ、大丈夫ですよ。あの方達には、傷一つ付けません故」

そう言い、優しく優しくふわりとした美しい白銀の髪を撫で付ける。