30話 暗殺部隊 ページ35
ここに来てしばらく時間が経つ。あまり長居するのも良くないかと思ったけど、隊の3人はむしろ居てくれとの事。
チーノも、ここは安心できると言っている。
まぁ、ここなら安全と言いきれるからな。
3人も休憩に入った様で私たちと話すことにした。
｢改めて、新入りのチーノです。よろしくお願いします｣
｢俺はロイ･カナリアだ、よろしくな｣
｢サレイム･ファクラス｣
｢ジル･フレイア。チーノだっけ？お前マジで感謝した方がいいぞ！なんたってA副隊長のご指導を直々に受ける事が出来るんだからな！｣
ジルのマシンガントークにチーノが戸惑いつつも頷いている。慕ってくれてるのは嬉しいけど熱血ファンのようなテンションはやはり慣れない。
｢ジル、その辺にしておいてくれ。チーノが着いてこれてない｣
｢そんな事ありませんよA先輩！先輩が慕われるべき存在なのは分かっていますので！！｣
分かり合ってるし…さっきまで少し引いてたのに。
チーノとジルは初対面にも関わらず何故か私の話で盛り上がっていた。
やめろ恥ずかしい……
｢…A副隊長、顔真っ赤ですね｣
｢見えてないだろ｣
フード越しに顔色わかるやつがいてたまるか。バレた、なんて真顔で言っているロイを少し睨みつける。…まぁ見えていないだろうけど。
黙って見ていたサレイムが私のフードをつまんですっと外した。
いや別に反抗はしないけどさ。
｢なに…｣
｢赤くなかった｣
｢さっきから言ってるでしょ｣
そんなやり取りをチーノが見ていたようでクスクス笑っていた。
じっと見ると、少し気まづそうだが楽しそうに笑って言う。
｢…なんで笑ってんの……｣
｢…その、ここはA先輩が心から安心していられる場所なんだな〜って思いまして。信頼し合ってるなぁ〜って｣
そんな事を言われるとは思ってなく、多少驚く。
｢…だーとよ、A副隊長｣
｢わっ、ちょっとジル…！｣
ウリウリと頭を撫でられる。こいつホント舐めやがって。
｢A副隊長、いつもは副隊長なのに今日はなんか年下の女って感じします｣
またロイが真顔で言う。なんか言ってること気持ち悪いな…言わないけど。
｢…別に、辛かったら俺らに甘えてもいいんすからね｣
｢…サレイムまで……どうしたんだよお前ら…｣
私の事情はだいたい知っているが、こんなこと言われたの初めてだな。
｢…いざとなったら頼るよ｣
｢A副隊長〜っ！｣
抱きついてこようと飛んできたジル。
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ひーの - すみません、この作品の12話にのせられている「ヨルの子メーカー」の画像は、削除した方が良いと思います。詳しくは「ヨルの子メーカー」と調べたら出てくると思います (2022年10月25日 21時) (
レス) @page12 id: c39d7e026e (このIDを非表示/違反報告)
ちいちゃん - 続編おめでとうございます！(*’ω’ﾉﾉﾞ☆ﾊﾟﾁﾊﾟﾁ此方でも楽しんで見せていただきます！ (2020年12月27日 11時) (レス) id: b347abc4d4 (このIDを非表示/違反報告)
彼岸桜＋α(プロフ) - noaさん» そう、ギャラクシーワンなのよw そろそろバルスの時間だよ！w フォローありがとうございやす！Twitterでもぜひぜひ絡んでくださいまし！ (2020年6月6日 9時) (レス) id: a879f029a1 (このIDを非表示/違反報告)
彼岸桜＋α(プロフ) - クロさん» 新展開来ましたよ！！リプ遅くなっちゃったから心臓止まったか……いや止めないで！？w 聖女(笑)ちゃんはお糞よ。更新も頑張るお☆ (2020年6月6日 8時) (レス) id: a879f029a1 (このIDを非表示/違反報告)
彼岸桜＋α(プロフ) - よにんさん» 新展開きちゃ〜← 新展開になっちゃったが正しいっす((( (2020年6月6日 8時) (レス) id: a879f029a1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彼岸桜＋α
| 作者ホームページ：http://uranai
作成日時：2020年5月18日 9時
