54話 ページ10
｢…ここドラケンの家なの……？｣
｢おう｣
｢風俗店育ちだったのか…なるほど、何となくドラケンが中学生に見えない理由が分かったわ｣
｢いや、ただデケェからだろ｣
ノコノコと着いて言って、到着したのは風俗店だった。待って、なんでここに連れてこられたんだ。
一応我、彼氏持ちぞ？
ドラケンの家とはいえ抵抗がある…というか、ドラケンの家？
それってつまり男の家だよね。
これ春千夜から見たらどう考えても浮気に見えるよね…
ちゃんと謝ろう、ここで引き返す勇気は私にはないよ。
｢…ただいまー｣
｢お邪魔します……？｣
エレベーター降りたらいきなりエｯｯｯ……なお姉様が受付のおじ様と話していた。
ドラケンが大人な理由はこれか…エマが焦る理由も分かった気がするよ。
私はドラ姫なんかよりドラエマ推しだからね…！今度エマ連れてショッピングにでも行こう。そんで可愛い大人っぽい服買ってあげよう…
｢おいケン坊、店に女の子連れてくんじゃねーよ。なに、抱くの？｣
｢ゑ｣
いやドラケンが、そんな事するわけ……いや待てよ、ここは大人のお店だぞ。
ドラケンだって男だ。絶対に無いなんて断言は出来ない…！
やばい…守らねば！！！
あれ、でもドラケンって姫乃の事好きなんだよね。
ん？よく分からなくなってきた…
考えるのやめよ。
｢…ケン坊、そっちの抹茶モナカちゃん固まってんぞ｣
｢抹茶モナカ……あぁ、髪の色かよ｣
抹茶モナカの話をしているような気がするが全く頭に入ってこない。
ドラケンがうんともすんとも言わない私の首根っこを掴んで引きずる。
そのままどこかの部屋へと入り、ベットに投げられた。
｢おーわたっおーわたっおーわたったったー…
Aちゃん詰みましたったったー……｣
｢何言ってんだお前｣
｢誤魔化さないで！ 私に乱暴する気でしょう！？エ ロ同人みたいに！ エ ロ同人みたいにぃ！｣
｢は！？｣
動揺ケンチン久しぶりに見た…じゃなくて！だってもうベットに投げ捨てるのはかくていじゃんか！！
｢いや、あの違ぇよ。本当に違うから落ち着いてくれ｣
｢落ち着けねぇんだよ、隣から聞こえる卑猥音と喘ぎ声で落ち着けねぇんだ｣
｢…お前にしか話せねぇ事があんだよ……｣
｢…………左手の薬指の爪は剥がさないで…｣
ほんのり顔赤くしてよぉ！お前そんな趣味あったんだな！！幻滅したよぉぼくぁ！！
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みんちょ - おおおわり．．．．．．！だと．．．！？(一気読みした者です) (12月6日 23時) (
レス) @page17 id: 15c3edd684 (このIDを非表示/違反報告)
とあ(プロフ) - 続きめちゃめちゃ考察してるんですけど、やっぱり読めない展開ですごいです！！！！！ (2022年11月15日 4時) (レス) @page17 id: c08040896d (このIDを非表示/違反報告)
トめAと@カド松(プロフ) - これ絶対場地もマイキーと同じく記憶無い感じだろｰ!! (2022年8月10日 6時) (レス) @page17 id: 8b7bdbc23e (このIDを非表示/違反報告)
凛。 - うおおおおおおおおお恐ろしいな悪女ちゃん！更新待ってます！！！！！！！！ (2022年4月5日 23時) (レス) @page17 id: 8e324f8e54 (このIDを非表示/違反報告)
riyu - うわあああ更新待ってます！めっちゃ面白いやばい夢主が最高話の展開もいい意味で胸糞でうれしみすぎるっっ！！ありがとう！待ってますからねっっっっ！！！！！ (2022年2月19日 0時) (レス) @page17 id: e7a1dd3526 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彼岸桜＋α
| 作者ホームページ：http://uranai
作成日時：2021年9月22日 15時
