52話 ページ8
｢……お前さぁ、疲れてんだよ｣
｢あれ、場地って
割とシリアスな感じだったんだけどなぁ…
シリアスクラッシャー場地。
とまぁフザケてんのかと思ったけど、至って真面目な顔をしている場地を見て、なんか一人で動揺してたのが申し訳ない。
｢…仮にも総長だぞ。マイキーがお前を殺そうとするかよ…｣
｢問題はそこ。マイキーには私を殺す理由はないから、菜緒ちゃんの陰謀だと仮定して話すよ。普段のマイキーなら、菜緒ちゃんの頼みだったとしても反抗するか見放す｣
｢お……おぉ…？｣
あ、コイツ馬鹿なの忘れてた。難しい言葉使わないようにしないと。
｢…あー…マイキー、殺す、頼まれる、絶対やらない｣
｢ダチを殺すような奴じゃねぇからな｣
よし、通じたな。
｢だから、さっきマイキーにこの怪我のこと指摘されてマジでびびった｣
｢…仮によォ、マイキーにやられたとしても何であいつ本気で何も知らねえんだ？｣
｢だぁーら、それが分かんねぇって言ってんの｣
拝啓、千冬。
君は場地といて疲れると思ったことはありませんか？…場地信者だから、無さそうですね。
｢…A、うち寄ってくか？｣
｢彼氏持ちの女に何言ってんだよ｣
｢ペヤング半分余るのもったいないねぇんだわ｣
｢いや全部食えばいいだろうが｣
私を千冬の代わりにしようとすんな。
｢…ちょっと場地に頼みがあんだけどさ｣
｢なんだよ｣
｢菜緒ちゃんがした事を全部一日の終わりにメールでまとめて送って欲しい。箇条書きでいいから｣
｢カジョウガキ…？｣
｢…書きやすいやり方でいいから｣
……私一人じゃ分からない部分も多いと思うし、裏でマイキーを操ってる…？って言えばいいのかな。
本当にそうだったとしたら、不思議な所が多すぎ。魔法使いじゃあるまいに。
人の心を操るなんて不可能。マイキーのあの日の行動を探る為にもっと情報が必要。
｢にしても場地ってシリアスの時でも少し馬鹿なんだね｣
｢……まぁ、離さないって決めたから？｣
｢それはシトラス｣
場地って
あれ、デジャブ…？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2950人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「東京リベンジャーズ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みんちょ - おおおわり．．．．．．！だと．．．！？(一気読みした者です) (12月6日 23時) (
レス) @page17 id: 15c3edd684 (このIDを非表示/違反報告)
とあ(プロフ) - 続きめちゃめちゃ考察してるんですけど、やっぱり読めない展開ですごいです！！！！！ (2022年11月15日 4時) (レス) @page17 id: c08040896d (このIDを非表示/違反報告)
トめAと@カド松(プロフ) - これ絶対場地もマイキーと同じく記憶無い感じだろｰ!! (2022年8月10日 6時) (レス) @page17 id: 8b7bdbc23e (このIDを非表示/違反報告)
凛。 - うおおおおおおおおお恐ろしいな悪女ちゃん！更新待ってます！！！！！！！！ (2022年4月5日 23時) (レス) @page17 id: 8e324f8e54 (このIDを非表示/違反報告)
riyu - うわあああ更新待ってます！めっちゃ面白いやばい夢主が最高話の展開もいい意味で胸糞でうれしみすぎるっっ！！ありがとう！待ってますからねっっっっ！！！！！ (2022年2月19日 0時) (レス) @page17 id: e7a1dd3526 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：彼岸桜＋α
| 作者ホームページ：http://uranai
作成日時：2021年9月22日 15時
