10話 ページ11
隣で静かに怒る春千夜を横目にどうしようかと頭を悩ませる。
つか奥でマイキーとドラケンやり合ってるって言ってたよな〜…
いや、止められるか？いや無理だな。
今回のは前のものとはまた喧嘩のケースが違いすぎる。
でも可能性あるとしたらあいつしか居ないよなぁ……
｢…A、誰に電話すんの。俺以外の男に電話…？まさか浮気っ…！？｣
｢春千夜つい今までキレてたよね？てかこんな時に独占欲発揮しないでよ、それと電話の相手は彼女持ちだよ｣
まだ頬をふくらませている。仕方がないじゃんか。
4回目のコール。相手が出てくれた。
『もしもし…？えっと、Aさん？』
｢もし、タケミっち〜……至急武蔵神社来れない？マイキーとドラケン…に限らずなんか双悪＋武藤さん以外の隊長、副隊長達が殴り合いしてんの。
只事じゃ無さそうで、二人の喧嘩を止めた経験のあるタケミっちに連絡してみたんだけど…｣
『えっ！？ちょ、また喧嘩って……！
ごめんヒナ、今Aさんから呼び出されて……っえ、ヒナも来る？あ、あぁ分かった、分かったから叩かないでっ……
す、すみません今から早急に行きます！！！』
……ヒナちゃんとデート中か……ごめん2人とも巻き込んでしまった…！
階段にいつまでもいるのは危険なので一度下まで戻る。
｢…A本当に怪我してねぇんだよなぁ？｣
｢本当に大丈夫。さっきは支えてくれてホントありがとう…｣
｢ん｣
抱きしめながら背中をトントンと優しく叩いてくれる。赤ちゃんもそうだけど、これすると凄く安心するの何でなんだろ…
身長差のせいで春千夜の胸に顔が埋まる。
息出来ない、けど今はこのままでいいわ。
あの後ろに倒れる恐怖、もう二度と味わいたくない。
｢Aさん！どうした…って三途くんも！？｣
｢え！？Aちゃん泣いて…？何が…｣
誤解を生んでいるわ。春千夜から離れてヒナちゃんに駆け寄る。
｢ヒナちゃ〜、デート中邪魔してごめんね！あと泣いてはない！｣
｢びっくりした…良かった、何も無かっみたいで｣
｢いや、何かはあるんだそれが。タケミっち、上で暴れてるからなんとか止めてくれない？｣
｢…わかりました、オレ、止めてきます！！｣
数分後、なんとかタケミっちのおかげで喧嘩が止まった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1954人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「東京リベンジャーズ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
氷天(プロフ) - 成瀬鳴くんの名前出てきて、嬉しすぎてリアルに発狂しました！とても面白くて好きです！ (2022年3月15日 12時) (
レス) @page24 id: 99ee63215f (このIDを非表示/違反報告)
完熟済みの桃 - 名前とヒロインって何が違うんですか？ (2022年2月27日 21時) (レス) id: f290e00cd4 (このIDを非表示/違反報告)
ウル(プロフ) - チョコボールじゃねぇよ！！って浪川の方の大輔さんですよねwwww頑張って下さい。応援してます！ (2021年12月10日 20時) (レス) @page38 id: c74361b71e (このIDを非表示/違反報告)
冬樹 - なぜだろうwwなんだかこの夢小説嫌いになれないwwww私こういう夢小説苦手なのにwww・・・好き〜〜 (2021年12月5日 15時) (レス) id: 65db4188d5 (このIDを非表示/違反報告)
きなこだいふく - まだ途中までしか読んでないけど腹痛いww当たりまくる星座占いとか、どっかで見たようなCMとかww (2021年11月30日 21時) (レス) @page27 id: df29fd2470 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：彼岸桜＋α
| 作者ホームページ：http://uranai
作成日時：2021年9月11日 23時
