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1話 ページ2

中学三年生の朝は早くて忙しい。何故か?もちろん高校受験があるからだ。

早く学校へ行って勉強。足りない知識を頭に叩き込む。


不良と言えど、この先の人生お先真っ暗にはなりたくない。


勉強するために朝早く学校に来た。周りの人達もチラホラと勉強してる姿がうかがえる。


集中が切れてきた時、また新たに教室へと人が入ってきた。

うちのクラスは真面目な人が多いな、なんて思いながらふとドアの方を見てギョッとした。



うちのクラスの人じゃない、というかうちの学校の人じゃない。

なんなら中学生でもない。


なんでここにいるんだ。




「…A〜愛しの春千夜様が来てやったぞ〜吸わせろ」


「…春千夜、なんでここ居るの。ここ学校なんだけど、中学に高校生いたらまずいでしょ」


「なんだよ、会いたくなかったのか?」



会うも何もさっき別れたばかりな気が…

私の顔を覗き込んでくるように机の前でしゃがむ。バサバサのまつ毛に綺麗な髪の毛。

絵に描いたような美形。



「いや、まぁ…会いたかったけどさ」




それとは全く別問題なんだって。会いたいよ?なんなら一時も離れたくないけど春千夜ここにいたらダメなんだって。



「…先生に見つかったら、春千夜どうすんの?」

「殴る」

「今すぐこの学校から出て行ってください」

「なんでだよっ!!」



高校生にもなって中学生の教室で大騒ぎするこの美形をどうすれば良い。

周りの子も不安そうにこっち見てるし…


これはとりあえず教室出るしかないかぁ…




「とりあえずこっち来て」

「Aの手ぇちっこくて柔らけぇ〜」



本当に私の事大好きだよねこの人。

先生や他の生徒の目を盗みながらなんとか校舎の一階階段の裏へと連れてこれた。


「春千夜学校どうしたの?」

「サボった」

「留年したらどうすんのさ…」



どうしたらと頭を抱える私をニコニコで抱き締めてくる。

痛い痛いいててててててて



「春千夜痛いって!」

「あ、悪ぃ…でもAが可愛いのが悪い」

「んな理不尽な…」

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氷天(プロフ) - 成瀬鳴くんの名前出てきて、嬉しすぎてリアルに発狂しました!とても面白くて好きです! (2022年3月15日 12時) (レス) @page24 id: 99ee63215f (このIDを非表示/違反報告)
完熟済みの桃 - 名前とヒロインって何が違うんですか? (2022年2月27日 21時) (レス) id: f290e00cd4 (このIDを非表示/違反報告)
ウル(プロフ) - チョコボールじゃねぇよ!!って浪川の方の大輔さんですよねwwww頑張って下さい。応援してます! (2021年12月10日 20時) (レス) @page38 id: c74361b71e (このIDを非表示/違反報告)
冬樹 - なぜだろうwwなんだかこの夢小説嫌いになれないwwww私こういう夢小説苦手なのにwww・・・好き〜〜 (2021年12月5日 15時) (レス) id: 65db4188d5 (このIDを非表示/違反報告)
きなこだいふく - まだ途中までしか読んでないけど腹痛いww当たりまくる星座占いとか、どっかで見たようなCMとかww (2021年11月30日 21時) (レス) @page27 id: df29fd2470 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:彼岸桜+α | 作者ホームページ:http://uranai  
作成日時:2021年9月11日 23時

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