Story7 ページ8
｢…イルマお兄様まだかなぁ｣
｢気長に待たんか。イルマ様の従者たるものそれくらいこなしてみせろ｣
｢…お兄様早く来て〜……｣
A、やっぱりまだ少しアスモデウスさんが苦手だなぁ。
とっても怖い。
アスモデウスさんはイルマお兄様が大好きになっちゃったみたいだから…
私が、邪魔しちゃって……
んん〜！そんなことない！
イルマお兄様はそんな事言わない…！
｢何を一人で頭を振っているのだ｣
｢ううん、なんでもな………ぁ、来た……！｣
イルマお兄様の方へ走っていく。なんだか浮かない顔してるけど、どうかしたのかなぁ？
｢おはようございます、イルマ様。6時間と6分前からお待ちしておりました｣
｢おっ…おはようございますお兄様…！｣
｢お…おはよう、アスモデウスくん、Aちゃん……って、6時間！？｣
｢はい…丑三つの漆黒の中でじっと…おかゆは多少寝ていましたが｣
｢え？Aちゃん寝ちゃってたの…？というかおかゆ…？｣
…おかゆって……Aの事…？アスモデウスさん、Aをお米だと思ってるのかなぁ…
｢アスモデウスくん！そんな事しなくていいからね！Aちゃんも眠いなら家でちゃんと寝て！｣
｢そうですか…｣
｢お兄様がそう言うなら…｣
隣で跪いているアスモデウスさんは満面の笑顔だった。
｢どうぞ、私の事はアズとお呼びください｣
｢アズ……くん…？｣
｢はい、お鞄お持ちします｣
｢い、いいっ…いいよそんな…！｣
カバンを持ったアスモデウスさんが歩きだし、それについて行こうとお兄様が足を踏み出した。
Aは、それを引き止めていた。
｢…おっ……Aちゃん？どうしたの？｣
恥ずかしい…けど、イルマお兄様と先に仲良しになったのはAだから…
｢ぁ…Aも、Aって呼んで欲しい…！｣
｢…！…えーっと、A…？｣
｢っはい！Aです！イルマお兄様！｣
妹が今日も可愛いとしみじみ思うイルマであった。
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朝 - アスモデウスの家系能力。とかいう小説を書いている朝と申します！すっごい面白いです！更新頑張って下さい！ (2022年5月22日 17時) (
レス) id: 334be47d6a (このIDを非表示/違反報告)
彼岸桜＋α(プロフ) - 名前はまだないさん» 返信大変遅くなりました！コメ主様とも趣味がとても合いそうですね！これからも私のペースで頑張らせて頂きます！ (2021年8月28日 8時) (レス) id: a879f029a1 (このIDを非表示/違反報告)
名前はまだない - 夜遅くにコメント失礼します･･･！！偶然見つけたのですがウマ娘も魔入間も好きなので見てて楽しいです(*´`) 主さんのペースで頑張ってください！応援してます！！！！ (2021年8月8日 0時) (レス) id: 567784a46c (このIDを非表示/違反報告)
彼岸桜＋α(プロフ) - 音さん» 返信遅くなりました！コメントありがとうございます！おぉ、私たち趣味が合いそうですね！作品を見て楽しんでいただけたのなら幸いです。これからも頑張ります！ (2021年8月7日 21時) (レス) id: a879f029a1 (このIDを非表示/違反報告)
音 - 初めて感想をかきます。僕もライスシャワーと魔入間が好きなのでこの作品のを見てすごく嬉しかったです！！続きも楽しみにしてます。長々とすいません。 (2021年8月3日 19時) (レス) id: e12759efc5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彼岸桜＋α
| 作者ホームページ：http://uranai
作成日時：2021年7月31日 21時
