Story33 ページ34
「もちもち〜何??何だった??」
「…る………」
「なにー?」
「……
「うぉーお揃い〜」
さ、最下位だったのに…まさか3も貰えるなんて思ってなかった。
「えー!すげぇじゃん!」
「ひいっ…!?」
「流石は貴族令嬢って感じ?」
「あ、あの…ぇ…っと……」
黄色の髪の毛の男の子。…す、凄くニコニコしてるし、多分悪い悪魔じゃないけど…まだ慣れない……
「…おい、私の背中に隠れるな」
「だって……」
「え、なになに…お、3だ。俺と同じじゃーん」
「あら、凄いわねぇ」
「やはり優秀でござったか」
か、囲まれちゃった……皆大きいなぁ…じゃなくて!
「…わ、私よりお兄様たちのランクの方が…!」
……な、何とか乗りきった……?
「サブノックは2だったようだな」
「…A、本当にサブノックさんより上のランクなの?そう思えない…」
「…しつこく言うが、貴様に足りんものは自信だ。それさえ身につけば貴様の力も自ずと目に見えるものになっていくだろう」
…お、おぉ……凄い悪魔の言うことは違うなぁ……
…お兄様、どうなったかな。
「彼また変なもの出したりしてなぁ」
「使い魔先生とか?」
「粛に!ふん…ランクフクロウは厳粛、正確。どんな事があろうと決して動じぬわ。そもそも、このランクフクロウは数百年間泣いたことすらな____」
『ギィエェエエェェェェッッ!!!』
え、鳴いた…
「鳴いたぁ…!?」
先生もビックリしてる……
お兄様がまだ手を入れているのに飛んでいこうとするフクロウさん。
「えっ…ぅあちょ、ちょ!!
あぁ…!まだバッジ取ってな…い……」
お兄様……
なんか、ものすごく禍々しい指輪がお兄様の指に…
本当にまた変なもの出しちゃったの…?
「イルマ様…」
「…イルマち、それなに?」
「え?」
…あの指輪、なんか……
「ま、まさか…黄金の魔王の証……ソロモンの指輪…!」
…ソロモンの指輪……魔王の証。
やっぱりお兄様は魔王の器なんだ…で、でもちょっと……
突然鳴き始めた指輪から出る黒い何か。
「きゃぅっ…!」
やだやだやだ…なにこれ…!痛いっ……!
お兄様は平気みたい…なんなの、アレ。
「大丈夫なら早く泣き止ませて…!」
「はい!え、えーっと、泣き止ませるって……
こうですか!?…よしよーし……」
「口とか塞げって意味だよ!」
お兄様、天然……
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朝 - アスモデウスの家系能力。とかいう小説を書いている朝と申します!すっごい面白いです!更新頑張って下さい! (2022年5月22日 17時) (レス) id: 334be47d6a (このIDを非表示/違反報告)
彼岸桜+α(プロフ) - 名前はまだないさん» 返信大変遅くなりました!コメ主様とも趣味がとても合いそうですね!これからも私のペースで頑張らせて頂きます! (2021年8月28日 8時) (レス) id: a879f029a1 (このIDを非表示/違反報告)
名前はまだない - 夜遅くにコメント失礼します・・・!!偶然見つけたのですがウマ娘も魔入間も好きなので見てて楽しいです(*´`) 主さんのペースで頑張ってください!応援してます!!!! (2021年8月8日 0時) (レス) id: 567784a46c (このIDを非表示/違反報告)
彼岸桜+α(プロフ) - 音さん» 返信遅くなりました!コメントありがとうございます!おぉ、私たち趣味が合いそうですね!作品を見て楽しんでいただけたのなら幸いです。これからも頑張ります! (2021年8月7日 21時) (レス) id: a879f029a1 (このIDを非表示/違反報告)
音 - 初めて感想をかきます。僕もライスシャワーと魔入間が好きなのでこの作品のを見てすごく嬉しかったです!!続きも楽しみにしてます。長々とすいません。 (2021年8月3日 19時) (レス) id: e12759efc5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:彼岸桜+α | 作者ホームページ:http://uranai
作成日時:2021年7月31日 21時