Story3 ページ4
Aside
新入生代表挨拶…Aの所にも来たけど、断った。
Aには出来ない…こんなにいっぱいの人が居るのに前で喋れないもん…
…まさか、イルマくんがサリバン様のお孫さんだった事にはビックリ。
…A、もしかしたらイルマくんにとっても迷惑かけてるかも……
サリバン様の孫なのに、Aなんかといたら…
｢新入生代表、アスモデウスくん｣
…アスモデウスさん、何度か見た事がある。怖くてお話はした事がないけど…
貴族の間ではすっごく有名…
｢ぇ、ぇ？……に、変わりまして挨拶は、特待生 イルマくん｣
…え？
隣のイルマくんを見ればおかしな顔で顔色も良くない。
｢…イルマくん、特待生だったの？｣
｢いやそこは今いいでしょ…｣
ザワザワとする中、泣きながら立ち上がったイルマくん。
…すごいや、Aには立つ勇気もないのに。
壇上に立ったイルマくんが固まってしまっている。突然…みたいだったし、急には言葉だって思いつかないよね……
｢あるべはうけ｣
｢ひぅっ…｣
え……っ、ぇ…なんで、なんでその呪文をこんなところで…
｢たるとぅだり、いうさべべ…りすとぅる、あぶるぜ…すとぅまぬ、あべるけ、うる…まほらば……つれざざ｣
…言い切った……
…イルマくんって、見た目よりずっとずっとお馬鹿さん……
イルマくんはアスモデウスさんに捕まっちゃったから、Aはもう行こう。
｢…待て、レヴィアタン｣
｢ひゃぅ……｣
｢…貴様も来い｣
……A、悪い子だけど…アスモデウスさんに迷惑かけてないのに…
…ううん、やっぱり……
連れてこられたのは中庭、決闘…だって。
なんでAもここにいないとなの？
向き合ったイルマくんとアスモデウスさんを見ながらなるべく端へと行く。
…アスモデウスさん、代表挨拶をイルマくんに取られちゃったから怒ってるみたい。
火炎系魔術が、得意だったはず。
イルマくんはどんな魔術を使うのかな。禁忌呪文を唱えちゃうんだもん。すごいかも…
…ちょっと心配……でも、楽しい…かも。
｢あんなにバンバン火炎玉打てちゃうなんて…Aとは大違いだ……でも、イルマくんにあったって無い…｣
全部、避けてる…あれが、家系魔術なのかな…
その後20分間、ずっとやり合っていたけれど疲れちゃったみたい。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 227人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「魔入りました!入間くん」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
朝 - アスモデウスの家系能力。とかいう小説を書いている朝と申します！すっごい面白いです！更新頑張って下さい！ (2022年5月22日 17時) (
レス) id: 334be47d6a (このIDを非表示/違反報告)
彼岸桜＋α(プロフ) - 名前はまだないさん» 返信大変遅くなりました！コメ主様とも趣味がとても合いそうですね！これからも私のペースで頑張らせて頂きます！ (2021年8月28日 8時) (レス) id: a879f029a1 (このIDを非表示/違反報告)
名前はまだない - 夜遅くにコメント失礼します･･･！！偶然見つけたのですがウマ娘も魔入間も好きなので見てて楽しいです(*´`) 主さんのペースで頑張ってください！応援してます！！！！ (2021年8月8日 0時) (レス) id: 567784a46c (このIDを非表示/違反報告)
彼岸桜＋α(プロフ) - 音さん» 返信遅くなりました！コメントありがとうございます！おぉ、私たち趣味が合いそうですね！作品を見て楽しんでいただけたのなら幸いです。これからも頑張ります！ (2021年8月7日 21時) (レス) id: a879f029a1 (このIDを非表示/違反報告)
音 - 初めて感想をかきます。僕もライスシャワーと魔入間が好きなのでこの作品のを見てすごく嬉しかったです！！続きも楽しみにしてます。長々とすいません。 (2021年8月3日 19時) (レス) id: e12759efc5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：彼岸桜＋α
| 作者ホームページ：http://uranai
作成日時：2021年7月31日 21時
