Story2 ページ3
入間side
大きな悪魔に挟まれた状態で式が始まるのを待つけど……ちょっと待って本当に怖いよ!
というか僕ここにいて本当に大丈夫!?人間ってことバレたりしない!?
…あー、バレたら、どうなっちゃうんだろ……
「……あのぅ…」
「はっ、はいぃぃ!!」
「ひゃぁ…っ」
バレた!?食べられる!!!
……って、あれ……僕より小さい…女の子?なんで涙目に…って、もしかして僕大声出して怖がらせた!?(正解)
「……あ、あの、ごめんね大きな声出して…えっと、どうしたの?」
「ご、ごめんなさい…Aなんかが話しかけたのがいけないの……」
「え、えーと…君は悪くないんじゃないかなぁ…」
「ううんっ…悪いこと全部、Aのせいだから…………あ、あの…隣、座ってもいいですか…?」
この子は、Aちゃんと言うみたい。
…すごい怯えようだけど、この子も悪魔なんだよね……
軽く自己紹介をして、気になった事を一つ。
「…なんで僕の隣に…?」
まさか、人間だって気づいて!?
「…A、大きい人が苦手だから…その、イルマ…くんの所なら、大丈夫かなって……」
まさかの身長で選ばれた!!
「…あ、お前……!」
「あぅ…」
Aちゃんの方にいるオレンジ肌の悪魔がなにかに気づいたのかAちゃんをみて小さく声を漏らした。
「レヴィアタン家のか!」
「は、はぃ…そうですけど……」
「なんだー、思ったよりちいせぇな!」
そう言われたAちゃんは少しだけムッとしている。…なんか、小さい子みたいでちょっと可愛い……!
周りの会話も意外と普通だし…ちゃんと、学校なのかな!
「粛に」
あれ、先生かな…おっかない…!
「お待たせしました。午前6時6分、悪魔学校バビルス、入学式を始めます」
その後の校歌斉唱にて僕が更に危機をおぼえたのは言うまでもない話で……
絶対に目立たないようにしよう……
……まぁ、それもそうなんだけど…まさか理事長がおじいちゃんだなんて知らなかったよ!?
「…イルマくん……大丈夫…?理事長さんのお孫さんだったんだね…」
「あ、うん…大丈夫…ダイジョブ……そうみたい、僕孫だったみたい…」
「……?」
目立たないようにって思ったばっかりなのに目立っちゃうし!!
よりによって写真まで出しちゃうなんて…逃げ場がもうない…
「続きまして、新入生代表挨拶」
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朝 - アスモデウスの家系能力。とかいう小説を書いている朝と申します!すっごい面白いです!更新頑張って下さい! (2022年5月22日 17時) (レス) id: 334be47d6a (このIDを非表示/違反報告)
彼岸桜+α(プロフ) - 名前はまだないさん» 返信大変遅くなりました!コメ主様とも趣味がとても合いそうですね!これからも私のペースで頑張らせて頂きます! (2021年8月28日 8時) (レス) id: a879f029a1 (このIDを非表示/違反報告)
名前はまだない - 夜遅くにコメント失礼します・・・!!偶然見つけたのですがウマ娘も魔入間も好きなので見てて楽しいです(*´`) 主さんのペースで頑張ってください!応援してます!!!! (2021年8月8日 0時) (レス) id: 567784a46c (このIDを非表示/違反報告)
彼岸桜+α(プロフ) - 音さん» 返信遅くなりました!コメントありがとうございます!おぉ、私たち趣味が合いそうですね!作品を見て楽しんでいただけたのなら幸いです。これからも頑張ります! (2021年8月7日 21時) (レス) id: a879f029a1 (このIDを非表示/違反報告)
音 - 初めて感想をかきます。僕もライスシャワーと魔入間が好きなのでこの作品のを見てすごく嬉しかったです!!続きも楽しみにしてます。長々とすいません。 (2021年8月3日 19時) (レス) id: e12759efc5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:彼岸桜+α | 作者ホームページ:http://uranai
作成日時:2021年7月31日 21時