【d!】生徒会には自意識過剰な奴しかいねぇのかよ()【学パロ】

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その後も何とか話を合わせてお昼。女子の相手ってこんなに疲れるもんなんだな…

｢ねぇねぇ｣

｢あ？｣

｢え、怖…｣


やっと1人になれたと思ったら隣の席の眠そうなやつが話しかけてきた。


｢ご飯一緒に食べてもいい？｣


ふにゃっと笑ってそんなことを言われた。…いやぁ……断れるわけないんだよなぁ…！


｢別にいいけど、他に食べる人いるんじゃないの？｣

｢なんかみんな委員会の仕事だ〜って断られた｣


席をくっつけられ少し肩身が狭くなった。



｢てかアンタ、名前は？｣

｢あ、忘れてた…僕ぶるーく、よろしくね｣

｢おーけーぶるーく｣



お昼時間、ぶるーくと話しながら食べてわかったこと。

体大きいくせにコイツ可愛いな。しつこくないしウザったく無いし趣味も合う。

こいつ私の友達第一号なのでは…！？


｢でねー、他にもゲーム仲間がいるんだけど…今度Aも一緒にやらない？｣

｢やりたい…ちょーやりたい｣


私、一ノ瀬Aに友達が出来ました。

ぶるーくとお昼を食べていると周りからヒソヒソされたけどそこまで気にはならなかった。

まぁ…しゃあない。ぶるーくも顔いいからな、うん。



｢ぶるーくの友達か…会って話したいもんだ｣

｢明日から皆も一緒に食べようよ｣

｢ないすあいでぃあ、さすぶる｣


ふにゃふにゃ笑ってる、可愛い。唯一の癒しだな…

いつ女子に刺されるか不安で仕方がない…！

いやまぁやられたら刺し返すけどさ。


笑ってるぶるーくの頭をぐりぐりと撫で回す。本人は目を瞑ってうぅ〜なんて言ってる。

可愛いは正義だな。



｢ぶるーく、これから私が守ってあげっからね｣

｢えぇ……？｣


親指を立てて言えば、戸惑ったように親指を立て返してくれる。そういう所だぞ。

生徒会とか言うやつらより全然ぶるーくの方が人気ありそうなのに。

噂って怖いな。




女子の視線も怖いな…((gkbr









食事時の女子たちの会話。



｢えっ、ぶるーく君と一ノ瀬さん一緒に食べてる！｣

｢えっ、あの二人可愛すぎるんだけど…推せる｣

｢マジそれな、あっ一ノ瀬さんが微笑んでるっ…！｣

｢ぶるーく君ずるい…｣

｢ぶるーく君羨ましいけど、私の推しカプあそこ決定だわ｣

｢｢それな｣｣





優しい子たちがいるのです。







☆☆♡♡☆☆
順位あざまー！！

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