短編集【WB】 (ページ6)

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聞いてよ桜遥【◉🌸】ページ6

ポトスにて、

『なーなー聞いてよ桜遥』

桜「なんッだよ！その呼び方は！」

顔を赤らめながら、返事をしてくれるおにーちゃん。
僕の本当のおにーちゃんじゃないよ？
僕一人っ子だもん。

『きのうね、お母さんが出ていっちゃったんだ』

桜「そのテンションで言えるオマエが怖ぇよ」

『オマエなんかうまなきゃよかったーって
　叫んだんだよ？』
『のど大丈夫かな』

桜「そこかよッ！」

のほほんとしたテンションで、小学生から出ると思えない言葉がポンポン出てくることに驚いている桜。
内容の闇が深すぎる。

桜「…オマエ帰るとこあんのかよ」

『うん？お父さん居るし』

桜「そーかよ…」

さっきみたいなツッコミがこない…
元気なくなっちゃった…僕のせい？

こ「A、オムライス食べる？」

『僕はらえないよ？』

こ「私の奢りでいいから」

『やったー！』

コトッと水が置かれると、ことはさんがオムライスをオゴル？してくれることになった。

『ことはさんのオムライスおいしいな〜！』

桜「何でコイツはさん付けで
　オレはフルネームなんだよ！」

『ふぃーりんぐってやつですな』

桜「ふぃ、ふぃーりんぐ？」

こ「小学生に負けてんじゃないわよ」

『桜遥はがくがないのか！』

桜「るせっーよ！この生意気が！！」

　 ______To be continue

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