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バンに乗り込んでやってきた空港
1週間って長いようで短くも感じて、その分荷物の大きさも多さもバラバラ。
どちらかと言うと着回しする派の俺はお土産も考えて7泊用キャリーにしたけど、ホシなんかは中身は大して入ってないくせにお土産を沢山買うつもりなのか俺のよりももう少し大きいキャリーとボストンバッグを持っていた
ヌナは俺と同じくらいのキャリーを持っているけど小柄だからかキャリーの方が大きく見えてなんだか少し可愛らしく感じた
「ジョンハニ、まつげついてる」
JH「え、どこ」
「取るからしゃがんでよ」
JH「Aが背伸びすればいいだろ」
「もう、取ってあげるんだから意地悪言わないでよ」
少し離れたところでヌナとジョンハニヒョンがそんなやり取りをしていて、ヌナは頑張って背伸びして取ってあげようとしている
背伸びをしているからよろけないようにヌナが掴むのはヒョンの肩で、顔がぐっと近くなる。
その姿をジョンハニヒョンは意地悪そうに、でも優しい顔で見ていた
「取れたよ」
JH「ありがと、お礼に荷物もってやるよ」
「え、いいよ。お礼は隣の席に座ってくれたらそれで」
JH「はあ、わかったよ。隣な」
'ふふ、有難う'ってヌナは可愛らしく笑ってそれにヒョンは少し照れたように笑って彼女の頭を撫でた
...羨ましい。俺だって同lineという対等な立場ならあれくらい出来たのに。
でも、きっと同lineでもまるで年下のような扱いは変わらないんだろうなってどこかヌナは誰にでもそんな節があるから。
兄弟のようなそんな扱い、よく言えば仲良しに見えるけどヌナに恋愛的感情を持ってる奴としては負け戦なんだ
飛行機に乗り込んでも隣のホシはうるさくて、斜め前のヌナとヒョンが気になって映画にも集中出来ない
視界にいれないようにフードを深くかぶって寝たフリをしていれば気がついたら寝ていたらしく、起きたら日本だった
HS「ウジ、起きろ。置いてかれるぞ」
WZ「ん...にもつ、」
HS「ほら、お前のも持ってやるから早く〜〜」
'早く'という割に出口に皆が向かってる様子はなくて、と言うより向かおうとしてつまってるんだけど
気を抜けば寝そうな寝起きの頭を起こして立ち上がれば後ろからスングァナに'ヒョン早くしてください!!'と急かされた
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はな(プロフ) - ゆるさん» そんなウジさん本当大好きです。私はどうしてもちょっと強引な部分を入れがちなので(自分が作る話ではですが)、あたたかい感じがどうも苦手で。自分が書けない部分のウジさんがここにいるから、最後まで楽しみに読ませていただきます。 (2019年9月29日 1時) (
レス) id: 1f6dba33e1 (このIDを非表示/違反報告)
ゆる(プロフ) - はなさん» 初めまして、コメントありがとうございます!私の中のウジさんは不器用で優しくてあたたかい人なので今作ではそこを活かして書けていたらいいな、と思っていたのでそう言っていただけてとても嬉しいです。読んでくださりありがとうございます! (2019年9月28日 19時) (レス) id: 584b25c438 (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - 初めまして。ゆるさんの文章凄く落ち着いて読めていいですね。不器用なウジさんがとても素敵です。 (2019年9月24日 0時) (レス) id: 1f6dba33e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：佐藤 | 作成日時：2019年8月17日 17時
