【ヒロアカ】死柄木くんと壊れない私 (ページ4)

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3話ページ4

相澤先生が、｢そうか｣なんて呟けば、隣でぽたぽたと雫が垂れた。

｢まだ、これからじゃねぇかっ｣

｢勉強も、恋愛も、仕事だって……まだまだっ｣

初めて見るマイク先生の涙。
その隣で相澤先生も静かに目頭を抑えていた。

『先生、泣かないでください。これから先、先生が私の名前を見なければ、私は生きています』

潜入捜査官の名前を一般人が知る時といえば、テレビやネットに情報が出回った時だろう。

逆に言えば、それまでは安否確認出来ないことが生存確認の確認になるんじゃないだろうか。
もっとも、私を死地に送り込んだ国が私のことを公にするとは到底思えないが。

『だから、大丈夫。私は私なりに、最後まで生き抜いてみせます！』

目尻に浮かんだ涙を払い、精一杯の感謝を込めて頭を下げる。

『相澤先生、マイク先生。
ありがとうございました。これからも応援しています』

｢あぁ……達者でな｣

｢おう！また会いに来いよ！｣

最後にコツンと拳を合わせ、私は踵を返す。

静まり返った学校を背に小さく呟いた。

『さようなら』

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一体何話使うんだ！と思った方々、誠に申し訳ありません……！

ここまで長くなるとは到底予想もしていませんでしたOTZ

これから死柄木くんと出会っていきます！