戦国無双「ヤンデレ詰めました」 (ページ37)

今日:22 hit、昨日:4 hit、合計:8,768 hit

～見えない本心～　隆元ページ37

隆元「七帆、おはよう…。」

七帆「(^-^)ﾆｺﾆｺ」

隆元「今日も良い天気だね…。」

七帆「(^-^)ﾆｺﾆｺ」

隆元「七帆、和菓子貰ったんだけど食べる…？」

七帆「(^-^)ﾆｺﾆｺ」

隆元「七帆…どうして喋ってくれないの…？」

七帆「…。」

隆元「七帆…この前までは喋ってくれたじゃないか…。」

ｼｬﾝ…←鈴を鳴らす音

七帆(音が響いたからは話さなきゃ…。)

七帆「私に言葉など必要ないので…それではまた…。」

隆元「何があったの？この前までは話してくれてたのに…どうして？」

七帆「…私には言葉など贅沢なので…さようなら。」

隆元「…何かあった以外考えられないよ…いつも笑顔だったし…辛い事があっても家族や仲間がいるからって…一緒に乗り越えてきたよね…？」

七帆「家族とは何ですか？仲間とは何ですか？兄上はこの問いに答えられますか？」

隆元「…家族はお互いに支え合いお互いを大切にする存在…そして仲間も同じ…七帆が出した問いに答えられたよ。」

七帆「…流石隆元兄上です…それでも私に家族と仲間を信頼する心などいりません。」

隆元「俺もあんまりこう言うことは言いたくないけど…いつまでそうやって自分の心から逃げるの？七帆…良い加減覚悟を決めよう？」

七帆「…！」

隆元「俺も…元春も…隆景も…父上も付いてるからさ…一緒にいるから…だから安心して…。」

七帆「昨日とある村の子供から言われたのです…どうして大人達が戦うせいで僕らの家族や友人が戦で散っていくの？っと…。」

七帆「その時思ったのです…私は何の為に戦っているのかなって…。」

隆元「…それは…。」

七帆「…でも何だか全てがどうでも良くなりました…！」

隆元「…そっか。」

七帆「…少年に今なら言える気がします…私の戦う理由は…大切な人達を守りそしてもうこんな悲劇を起こさない為に戦うのだって…。」

隆元「良かった…何時もの七帆に戻った…。」

七帆「…すみません…ご心配をおかけしました…もう大丈夫です！」

隆元「よ…良かった～！」

七帆「早速、2人だけであの丘までいきません？勿論、父上達には内緒です。」

隆元「うん…一緒に行こうか！」