〜忘れられない〜 半兵衛 ページ2
今日、半兵衛が病没した。
あんなに私の前では元気だったのに。
七帆「官兵衛、今大丈夫？」
官兵衛「......どうかしたか。」
七帆「半兵衛、もう居なくなっちゃった......。」
官兵衛「卿の事を、半兵衛が一番大事にしていた。」
七帆「そう......。」
三成「七帆、気を落とさずともあの人ならお前を見ているだろう。」
七帆「そうだと良いのだけれど......。」
吉継「七帆、流れが変わった。」
七帆「吉継、流れはそれじゃあどうなったの？」
吉継「良くない何かが七帆を飲み込む流れだ。」
七帆「良くない何か？」
官兵衛「......。」
三成「吉継、その何かはいつ現れる？」
吉継「......七帆が寝た頃に来る。」
官兵衛「なら、今日は全員で寝れば良かろう。」
三成「そうだな、七帆を何かに渡すわけにはいかない。」
吉継「秀吉様にも皆にも伝えてこよう。」
官兵衛「卿は、七帆を守っていろ。」
三成「嗚呼、分かっている。」
七帆「半兵衛が居てくれたら、きっと私を守ってくれたのにね。」
三成「今は、取り敢えず大広間に行くか。」
七帆「うん......。」
ﾀｯﾀｯﾀｯﾀｯ-
官兵衛「もう布団は敷いてある。」
吉継「後は、三成と七帆が来るだけだな。」
秀吉「良くない何かとはなんじゃろうな？」
ねね「う〜ん、悪い霊が七帆に取り憑こうとしているんじゃないかな？」
正則「じゃあ、七帆は連れていかれてしまうのかよ？」
清正「なら、俺達が守らなければいけないな。」
三成「七帆、着いたぞ。」
七帆「皆さん、今日はありがとうございます。」
秀吉「まぁまぁ、全員で寝れば悪い何かは手を出さないじゃろうし。」
ねね「そうだね、七帆は私達にとって娘みたいなものだもの。」
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美咲(プロフ) - 何か至らない所が御座いましたら、コメントで教えてください！ (2021年4月27日 3時) (
レス) id: 0b31b3ec07 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ココア・マーガレット | 作成日時：2021年4月27日 3時
