余命半年天才アイドル、マネージャーやります【ハイキュー】

心ここに在らず ページ10

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日「Aさーん！！」



『あ…10番くん』



日「日向翔陽です！荷物重そうなので持ちます！」



『え、大丈夫だよ…！？休憩中なんだし』



日「動いてないと落ち着かないので！！影山はトス上げてくんないし〜！」



『そう…？ありがとう。……翔陽は、バレーが大好きなんだね』



日「ハイ！！」



『…もし、翔陽は怪我とか病気とかでバレーが出来なくなったら、どうする？』



こんなこと聞いても意味ないのに



日「え…？出来るように、頑張ります！！」



『！』



日「おれはバレー出来ない生活とか無理だと思うので、リハビリとかすげぇ頑張って…頑張るしかないと思います！」



違うの



ダメなの



もう、治らないんだよ



日「…大丈夫ですか？」



『ぇ』



日「凄い辛そうな顔してます…あ、おれなんかしましたか！？！」



『う、ううん！！大丈夫！何もしてないよ！！！…好きなことが出来るって幸せだよね。頑張って、私翔陽のこと応援してる！』



日 ﾊﾟｱｯ「ありがとうございます！！」



…羨ましいだなんて思っちゃいけない



みんなそれぞれどこかで苦しんでて、私だけじゃないんだから





菅「日向、あの可愛い子と話してただろ！！」



田「クソ…俺も着いていけば…！！」



東「優しそうな子だよね」



日「ハイ！めっちゃ優しかったです！！…でも、なんか……」



「「「？」」」



日「心ここに在らず…って感じでした」



月「君そんな言葉知ってたんだね」



日「んだと月島ァ！！！！！」

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