余命半年天才アイドル、マネージャーやります【ハイキュー】

願い ページ34

・




〜1月1日〜



初夢は、やっぱりステージに立つ私だった


どれだけ無理だとわかっていてもやっぱり…諦められない



治ったらまた…みんなの歓声が聴けるのかな



でも姿形変わってない私をファンのみんなは受け入れてくれるのかな



…私は歌うことも踊ることも好きだけど……目覚めた時、もしかしたら思うように出来ないかもしれない



コンコンッ『！』



母「A、おはよう。起きてる？」



『うん、おはよう。初詣行く？』



母「ごめんなさい、私今日も事務所に行かなくちゃいけなくなって」



『！そうなんだ、残念…』



母「だからね」



『？』



黒「ドーモ」



夜「お邪魔してまーす！」



海「一緒に初詣行かない？」



『！……っうん！！』









『大吉…！』



夜「俺も！」



海「俺も」



黒「…………中吉」



夜「ﾌﾞﾌｫｯ」



黒「今笑ったな！？！！？！」



『あはは、中吉も全然悪くないじゃん！それに学問良い感じだし…！！』



海「励まされてるね」



黒「大吉の奴に言われても嬉しくねぇ！！」



『あはは………っケホッ』



夜「大丈夫か？」



『大丈夫大丈夫！…でも……心臓とか、苦しくなることが増えたから。死んじゃうんだろうなぁって思う』



海「A…」



『そんな悲しそうな顔しないでも大丈夫！みんなが待っててくれるんだから、ちゃんと治してくるよ』



黒「…よーしよし！！んじゃお参りにしに行くか！！」ﾜｼｬﾜｼｬｯ



『ちょ、頭撫で回さないで…！？』



どうか…神様



私に、もう一度だけでいいから喝采を



みんなに、勝利を

親愛なる仲間達へ→←クリスマス

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す