余命半年天才アイドル、マネージャーやります【ハイキュー】

急変 ページ31

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『ケホッケホッ』



……助かるかもしれない方法



でも、助からなかったら？



黒「おい！！」



ハッ『ぇ……てつろ』



黒「お前こんな夜に何してんだよ！」



『診察の帰りで……マネージャーに行きは送って貰ったけど仕事あるから帰りは歩こうと思って』



黒「…はぁ……体調は？」



『……』



黒「？良くなかったのか！？」



『ううん！全然大丈夫…！！春高までもうすぐなんだから私も頑張らないとっ！』



黒「無理して倒れんなよ〜？？」



『あはは、大丈夫大丈夫！』



大丈夫



…私はもう歌えないし踊れない



生きれる可能性も低い



それなら最期まで、私を桜花Aと認めてくれたあなたたちと



夜「おい黒尾！駅方面のバス来…………って、Aじゃん！」



山「え、Aさん！？」



『！みんないたん』



あれ



なんか



視界が歪んで



黒「〜〜〜！！！！！！？！」



……私、迷惑しかかけてないなぁ









黒「…は？あと1ヶ月…？？」



母「…本当にあの子、何も言っていなかったのね。そう、あと1ヶ月なの。アイドルを辞めたのは活動量に体がついていけなくなると思うから。少しでも体に負担をかけないようにしたいから。




…私は最期に、あの子に学生として楽しんで欲しかった」



夜「な、んだよそれ…それじゃあアイツはずっと1人で死ぬ恐怖と戦ってたってことか…？」



黒「っ治らないんすか！？」



母「………治る方法、と言うか…治るかもしれない方法はあるわ」



山「！よか」



母「人口冬眠。コールドスリープって言った方が分かりやすいかしら」



「「「「！！！」」」



『お母さん』



母「！」



『……黙っててごめんね。あっちで、話そっか』

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