余命半年天才アイドル、マネージャーやります【ハイキュー】

夢 ページ30

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夢を見た



アイドルだった時の夢



みんなから名前を呼ばれて、歌い終わったら歓声を貰えて



たまに団扇に無茶なこと書かれたりして、笑ってファンサービスしたっけ







『…体……重…』



…学校行かなきゃ……



……いや、先病院…？お母さん今日早出勤って言ってたっけ…



プルルップルルッ



《？はい、Aさんですか？？何かありました？》



『ごめんね…車出してくれない？病院まで』



《！体調が良くないんですか！？社長呼びましょうか》



『ううん…お母さん、今大事な時期なんでしょう？大丈夫、車よろしくね』



《分かりました、すぐ向かいます》



プツンッ



『…ケホッ』



最近まで普通だった



なのに、急に余命半年だなんて告げられて…あぁ、そうですかなんて誰が言える？



おかしいじゃん



だって私、頑張って来たのに



……歌とダンスが私の全てだったのに



…いや、今は……みんなもいる



だからこそ、怖いんだよ



『死にたく、ないなぁ……』







研「……A、なんで体調悪いか知ってる？」



山「は？体調悪いのに理由なんかあるか…？」



研「そうじゃなくて。病名とか……だって普通の風邪ならアイドル活動休止する程のことでもないでしょ」



山「…まぁ、確かにな。でも学校には来てんじゃん。今日は休みらしいけど…あーーAさん早くお元気に…！！！！！！」



研(そう、学校には来てる。だからおかしい。……重い病気なら普通は来ないはず)



山「…研磨が何考えてんのかは知らねーけど、俺らより仲良いのは3年なんだからそっちに聞いた方がいいだろ」



研「！……そうかも」



山「ほら、分かったら福永呼んで飯食うぞ！！」









医「……あなたが助かるかもしれない方法が、一つだけあります」



『……………え？』

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