余命半年天才アイドル、マネージャーやります【ハイキュー】

強い ページ28

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リ「フーーー…」



『珍しい、緊張してる？』



リ「！……俺さっきの試合で全然活躍出来なかったんで…」



夜「お前は5点ミスったって10点獲ってくれりゃあいいんだよ！あとは相手に獲られなきゃいいハナシだ」



((かっけえええ！！！))



『大丈夫だよ。だってリエーフ、沢山練習してたもの。大丈夫、努力は人を裏切らないから』



リ「！…ハイ！！」




ピーーーーーーーーーーーッ


〜春の高校バレー東京都代表3位決定戦
戸美学園VS音駒高校 試合開始〜






…初めからフェイント



分かりやすい挑発



『相手は、狙ってあれを？』



直「あぁ、山本とリエーフをイラつかせて崩そうとしてるんだろうな…」



『…ふむ』



山「スンマセンッ…！」



『虎、落ち着いて！！』



会場の嫌な空気に飲み込まれたらお終い



それは、どこでも同じなんだな



ボッ『！ナイスレシーブ衛輔！！！』



その時、向こう側にボールは返って



戸美も食らいついてきた



誰もが長い耐久戦のラリーが始まると思っただろう



でも、そこには



リエーフ(獅子)がいた



ズドォンッ！！！！！！！！！！！！



『〜っすご』



猫「A、アイシング」



『え？』



…！！



『衛輔、どっち？右？？』



夜「っだいじょ」



『大丈夫じゃない、大丈夫なわけない。大事にしたくないなら、春高に万全の状態で出たいなら…今は、応急処置をしっかりして休むべき』



夜「！！！」



『コーチ、アイシングちょっとお願いします！すぐ戻ってくるので…！！』



直「お、おぉ！！」





『虎！リエーフ！！』



山「！Aさ」



『私も、何度も人の言葉で挫けそうになったし失敗した』



リ「？」



『周りの人に下手だとか煽られて…でも、そんなのお前が言うなって思うよね』



黒「ちょ、ちょっとAサン？」



『大丈夫だよ、みんなは一生懸命練習してきて、努力して…実力も伴ってる。落ち着いていこう、冷静になったみんななら勝てるはずだから』



山「っ…オス！！！！！」



『ほら、リエーフも！！』



リ「…俺は」



『そんなんじゃ衛輔に蹴られちゃうよ？』



リ「！」ﾋﾞｸｩｯ



『ふふ、大丈夫だって！…みんなは、強いよ』

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