余命半年天才アイドル、マネージャーやります【ハイキュー】

ナンパ(？) ページ27

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〜東京 墨田区総合体育館
春の高校バレー 東京都代表決定戦〜



1回戦は梟谷だった



…セットカウント2ー0で敗北



次は、戸美学園



みんなはちょっとピリピリしてる…大丈夫かな



…凄かったな、光太郎



あれがエースって呼ばれる人なんだ



…ダメだな



……あんなに自由に動ける彼が、羨ましいと思ってしまう



ﾎﾞｿｯ『…私は……あと、２、３か月かな』



ドンッ『っ！』



「チッ、んだよ……って、え！？くそ可愛い！！！」



「！君、音駒？やべぇ、こんな子いたっけ？？」



『あの、すみません…もう試合始まるので…ぶつかってすみませんでした！』



「あ、ちょっと待ってよ！」パシッ



『！…』



どうしよう、さすがに…



「てか音駒ってどんなトコだっけ」



「あぁほら、あの地味な奴ら」



『…』



「あぁ、あのひょろひょろのwww」



「さっき梟谷に負けてたぞww」



黒「…おーい、お前何つかまって」



『あなたたちが言う地味って、プレーのことですか？』



黒「！」



「そーそー！エースもエースらしくねぇし攻撃も強いとは言えねぇしずっとボール追っかけてさwww」



『それが、バレーなんじゃないんですか』



「…は？」



『バレーって、ボールを落としちゃいけないんです。そのために彼らはレシーブをする、ボールを追いかける。ボールを落としたら負けだから。ボールを落とさなければ負けないから。…彼らをバカにするくらいの実力があなたたちにあるんですか？





……あ、ごめんなさい！！今日来てる4校じゃないジャージを着てるってことは一次予選で負けちゃってたってことですよね！あはは…………そんなぺちゃくちゃぺちゃくちゃ話してる暇あるなら練習したらどうですか？』ニコッ




「な…んだよお前！！！」



「っ行こーぜ！！！」



……何も知らないくせに



黒「ちょっとちょっとオジョーサン？危ないだろうが」



『！鉄朗！？見てたの……！？！』



黒「まぁ、バッチリと。……ありがとな、A」



『え？』



黒「お前はほんと、良い奴だよ」



『……事実言っただけだから！』



黒「そーいうの、普通は言えねぇんだよ！…でもお前自分で性格悪いって言ってたけど確かにそうだわ、あんなの言われたら俺一生立ち直れる気ぃしねぇ()」



『そんなに酷いこと言った…！？()』

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