余命半年天才アイドル、マネージャーやります【ハイキュー】

キラキラ ページ16

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黒「おいアンタ、女子高生に手ぇ出すとかまじ変態だぞ」



猫「警察には通報した。すぐに来るだろう…A、こっちに」



『……』



「お、れは…ただAちゃんを応援していただけだぞ！？お前らは何も知らねぇくせに！！！」



『…ありがとう、ございます』



「！」



…この人は、私を応援してくれていた。歪な形だったけど思いも伝えに来てくれた



……私は、アイドル。人を笑顔にするアイドル



プルルップルルッ「「「「！」」」」



『……マネージャー？』



《あ、出たAさん…！！やっぱり心配なので近くまで来たんですが》



山「マネージャーって？」ﾋｿｯ



リ「俺が知るわけないじゃないっスか〜！」ﾋｿｯ



『いつもの車なら衣装あるよね？すぐ持ってきてくれない？1分』



《はい！？！！？！？？！》



プツンッ



『…あの、私……皐月Aです』



「「「「…………はぁ！？！！？！！」」」」



『…あの、あなたがやったことは怖かったしやめて欲しいけど…その、あなたが私のファンであることにかわりはないです』



「…」



『私、心残りしかないんです。だから……ありがとう。私に歌おうと思う機会を与えてくれて。…1ファンとして聴いてくれると、嬉しいな！』



「Aち"ゃん"」



「ぜぇ…ぜぇ……Aさんちょっとふざけないで下さいよ衣装持って来いとか！！メイク道具もいりますよね！？持ってきました！」



『あはは、さすがマネージャー！ありがと、よろしく』



黒「…マジで？」



菅「やべぇ田中と山本が失神してる！！！」



久しぶりのメイク、久しぶりの衣装



このキラキラした格好が昔から大好きだった



小さな頃の私はお姫様みたいだって思ってたんだ



『……よし、やろう』

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