余命半年天才アイドル、マネージャーやります【ハイキュー】

歌 ページ11

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《Aちゃん引退とか無理…》



《体調不良って大丈夫かな…でも本人から聞きたかった……》



《ほんと急だったけどほんとに大丈夫ですか？》



『…』



黒「お、皐月Aについてのついーとじゃん。お前つうぃったーやってんの？」



『あ、ううん。見るだけ！…急だったからやっぱりみんな驚いてるね』



黒「お前も皐月Aのファン？」



『ファンって言うか…』



本人なんだけど



黒「そいやお前同じ名前だし同年代だし気になるもんか？」



『まぁ…そんな感じ！鉄朗もうご飯食べたの？』



黒「いや、今から自主練。木兎んトコ行くけどお前も来るか？」



『あ…ごめん、私もう部屋に戻ろうかなって思って』



黒「そうか？まぁ慣れない合宿で疲れただろうしゆっくり休めよ！」



『ありがとう！』







…20時か



今多分みんな体育館だよね



『〜〜♪〜♪』



喉の調子はいつも通り



本当に私、半年後に死んじゃうの？



だって普通に生活出来てるよ。普通に生きれてる



…残りの人生、アイドル活動にかけても良かった。むしろそれを望んでいた



なのに母さん、どうして高校に行けなんて



月「……上手い、ですね。歌」



ﾊｯ『！』



もしかしてバレ



月「僕もそのバンドの曲、聴きます」



『！本当…！？』



月「は、はい」



『良いよね、この曲！元気づけられるって言うか、私あんまりバンドとか知らなかったんだけどこの人達のはなんか、こう…グワーッて来て！！』



月「……ふ」



『！ご、ごめん！！急にこんな、変なこと』



月「Aさんって、もっと知的な感じなのかと思ってました。…グワーッて……」



『ちょ、そんな震えるほど笑う…！？』



月「すみません、イメージとだいぶ違ったので。…良かったら今度、CD持ってきましょうか。他のバンドのとかオススメありますけど」



『え、本当…！？』



月「うちのバレー部、バンド好きとかいないので。趣味合うような人を自分から見つけようとも思いませんし。…洋楽とかも好きなんですけど」



『私も好き！洋楽なら凄い大好きなのあるから持って来るね！！』



見た目ちょっと怖かったけど良い子だ…！

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