公安、FBI、SIT【名探偵コナン】

SIT。 ページ3

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マスクをした後、財布と携帯を持って専用の寮を出る



「Aさん休日楽しんでくださーい！」


「ちゃんと体休めてくださいねー！」


『おー。お前ら2日間なまけんなよー』


「「はいっ」」




朝から自主練している奴らに声をかけられ、それに心を込めて返す

2歳は年下の彼奴らとは、もう４年の付き合いだろう



寮を出てイヤホンをすると、運動がてら４０分かかるバス停までジョグする

休日だからと言って身体を怠けるつもりはない。

適度に休みつついつでも出動できる様にするのが俺らSIT上層部の鉄則だ



ちょうど着いた時に来たバスに乗ると、何やら子供達がガヤガヤと乗っていた



『、、皆スキーか』



そういえばこっちはスキー場があったな。

休みが久しぶりすぎてバス間違えた、、


扉が閉まってしまったので、次で降りようと思い仕方なく座席を探すと先に乗ったマスク姿の男の隣が空いていた



『、、失礼』



少し余裕があったところを詰めてもらって座る


相変わらず子供達は騒がしく、久しぶりの平和だと感じた

のもつかの間



次のバス停で乗った奴らから、微かに



『、、火薬の匂い』



マスクをずらして嗅いでみると、より鮮明な匂いをかげた

隣のマスク姿の男がピク、と身体を揺らす




それを気にする間もなく、乗って来た奴らは声を荒げた



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