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「なるほど。コードネームも貰ってない下っ端が帝丹高校で事件を起こそうとしているのか」

ベルモット「そうよ。しかもそいつらは組織の金を横領している可能性があるのよ」

「組織の金を横領?それって無理なんじゃ」

組織の金は厳重に保管されているはずじゃないの?

ベルモット「私も最初は疑ったわよ。勘違いだとね。でも、確実に金は減っているのよ」

「いくら減ったの?」

ベルモット「少なくとも百万は減ってるわ」

「と言うことは、それなりの規模の事件になる可能性があるね」

帝丹高校には金持ちの生徒もそれなりに居たよな

ベルモット「それを阻止するために潜入してもらってるのよ」

「そいつらの顔は分かる?」

ベルモット「ごめんなさい。見てないから分からないのよ。変装している可能性もあるし」

「一応、学校の地図と職員及び生徒の顔写真と名前が載ってる資料なら持ってきたよ」

夜の学校に忍び込んでデータを盗んできた←

ベルモット「助かるわ。あら、この学校って爆弾を仕掛けやすい場所が結構あるのね」

「うん。爆弾事件か人質をとって金を要求するかだろうね。もしくはその両方」

ベルモット「爆弾なら分かるけど、どうして人質をとるの?」

「帝丹高校は金持ちの生徒や親が有名な生徒がそれなりに居るからだよ。これは僕1人じゃ大変だからベルねぇも潜入してよね」

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作者名:琥珀 | 作成日時:2017年8月24日 10時

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