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小五郎「繁栄!?」
「はい、これは術の一つで効果はこの地に繁栄をもたらすのです。しかし、術には代償が必要です」
安室「それがこの左腕ってことですね」
「この術はかなり力の強い術なので、代償も大きくなります。そのため、一部の地域では禁術ともされているんですよ。俺が見たところ、この術は本来の術に少しarrangeを加えてるみたいですね」
安室「アレンジですか」
「本来この術は力こそは強いが、すぐに術が切れてしまうんですよ。その術を切らさないために五年ごとに新しい左腕を箱の中に入れ、眼球と右足を一年間箱の上に置くんですよ」
小五郎「しかしなんでまた」
「神への捧げものですよ。この地域は五年周期で女性が狙われるという悲惨な事件が起こっています。そのため、呪われた地域とも呼ばれています。この捧げものは女性が強ければ強いほどいいとされています」
小五郎「まさかそれって」
「おそらく、この依頼はfakeで本当の目的は蘭さんでしょう。蘭さんは空手の大会で実績も残してますし、よく新聞にも載ってますかね」
安室「そして、五年前の犯人がいまだに捕まってないのは地域全体が隠蔽してるからですね」
「はい。そして、女性の立ち入りが禁止されているのはこの術を知られないためでしょう。一階は女性の腕や足、眼球をくり抜くのに使われていたんでしょう。その作業中に女性が入ってこのことが知られれば、この地域から女性はいなくなるでしょうし」
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作者名:琥珀 | 作成日時:2017年8月24日 10時