もう一人の諜報員 (ページ23)

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部下「大変です！！先程警視庁の方から応援要請が入りました」

「詳しく」

降谷「(スイッチが入ったな)」

部下「はい、同時に六箇所の銀行で強盗事件が起き、人手が足りず至急応援をということです」

同時となるとこれはある組織の犯行の可能性がある
つまり、ボスがいるということになる
そして今起こっている強盗事件は陽動の可能性が高い
恐らく、警察が六箇所の銀行に気を取られている又は油断した隙に本命を狙うつもりだろう

「今から六箇所の銀行の防犯カメラをハッキングする。ハッキングが終わったら私と零君は現場に向かうが君たちは待機してくれ」

風見「何故ですか！？貴女のような効率厨なら総動員で向かうはずでしょ？」

降谷「それは陽動の可能性があるからだ。でかい銀行で尚且つ被害にあってない銀行を監視しておけ」

風見「分かりました。気をつけて下さい」

「ハッキング完了。１時間もあれば解決しますよ。さぁshow timeだ」

ハッキングされた時点でお前らはブタ箱行きだよ
銀行強盗さん

降谷「行くぞ。少し飛ばすから気をつけろよ」

そう言った零君は、少しどころじゃないかなり飛ばした

降谷「弁当美味かったぞ。ありがとな」

「良かった～1人作るのも2人作るのも変わらないからね！」

安心してください！こんな会話をしてますが銀行強盗を狩りに行ってます
あっ、銀行に着いたみたい

降谷「何分で終わる？」

「10分」

そう言って私は愛刀の一つである鶴丸国永を取り出した