17話 ページ26
二人が席を立ったのを見て、私達も席を立った。目配せをし、私は先に店の外に出て、兄さんに応援の連絡を送った。
足音が近づいてくるのを聞きながら、私は、鞄から一枚の紙を取り出した。
「横山理人。デザイナー殺人事件の犯人として、貴方を逮捕します。それと、宇佐原由美さん、事情聴取をしたいのでご同行願います。」
横山「は?どうせ偽物でしょう?こんな女性が警察?信じられませんね。」
ちょっと待って、こんな女性とはどういう意味かな?
宇佐原「偽物じゃありませんよ。だって、私が絶望の淵にいた時に、この人はずっと話を聞いてくれていましたから。あの時はありがとうございました。」
「お礼はいらないよ。ただ、復讐をする前に止めれて良かったわ。もうバカな事は考えないでね。」
横山「ますます訳がわからない……」
蒼生「だろうな。お前は奪う事しかしなかったからな。」
「別に、あなたがこの現実を受け入れなくても逮捕するから。くだらない寝言は向こうで聞いてあげる。」
横山「寝言を言っているのはアナタ達でしょッ!!悪いけどアナタ達には消えてもらいます。そして、この建物ごとバラバラになってもらいますから。」
そう叫んだ横山は、銃を私に突きつけた。別に想定内のことだし、私にはなんの問題もない。
私は微笑み、そして、間合いに入り銃身を掴んでそのまま銃口を横山の足に押し当てた。
「これでもまだ信じない?」
横山が一瞬動揺した。私は、その瞬間に銃を奪い突きつけた。
「そうそう。この建物を爆破しようって考えてるみたいだけど、普通に無理だからね〜だって、起爆装置は私の手の中、そして、爆弾は解体済み。これでもまだ抵抗する?」
蒼生「13時20分56秒。逮捕しました。」
タイミングよく応援も駆け付け、身柄を引き渡した。
これで一件落着かな
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空隙の魔女(プロフ) - リあ、誤字ぃ〜。すいませんでしたm(_ _)m琥珀さんのペースで頑張って下さいo(*≧∀≦)ノのんびり待ってますね! (2019年11月30日 22時) (レス) id: 4645019107 (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - 空隙の魔女さん» ありがとうございます。Revelの皆さんも早く出せるように頑張ります。 (2019年11月26日 2時) (レス) id: a8b1dd160c (このIDを非表示/違反報告)
空隙の魔女(プロフ) - コメント失礼します!耀さんのお兄さんっぷりが読んでてめっちゃキュンキュンです(*>ω<*)電話の相手はもしや亜貴くん?恋愛対象がマトリ以外だとリベルとかと協力関係になっててそこから恋愛ですかね?魔王の義弟になるのは誰なのか楽しみに待ってます☆応援してます (2019年10月26日 13時) (レス) id: 4645019107 (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - kasumi0404さん» コメントありがとうございます。耀さんは、ストーリーに出てきた時から長男タイプだ!と思ったので、過激なお兄さんになりました。今後とも、この作品をよろしくお願いします。 (2019年3月25日 23時) (レス) id: aff7cc7218 (このIDを非表示/違反報告)
kasumi0404(プロフ) - 耀さんがお兄さんしてる!!新鮮!!! (2019年3月19日 2時) (レス) id: 61733c9a7b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:琥珀 | 作成日時:2019年1月29日 2時