安室さん！いや降谷さん結婚してください！！4

111話 ページ7

梓「で、でもギターって難しいんじゃ…」

まぁ、最初は難しいと思うけどコツを掴めば簡単なんだよね
会話に混ざるために、食器を片付け透さんと一緒に歩いていく

園子「ちょっと練習すればすぐに弾けるようになるって！ジャジャーンってさ！」

園子ちゃん…そんな事を言ったら

男「んじゃ弾いてみろよ！」

やっぱり

アンプに繋いだギターを渡す男と困惑する園子ちゃん

まだ触れたことの無い園子ちゃんが弾けるわけないでしょ。全く、大事な友達を泣かせないで欲しいな

男2「何だ出来ねぇじゃんよォ！」

男「弾けねぇのにナマ言ってんじゃねぇよ！！JKがよォ！！」

今の言葉にはカチンときたなぁ〜
透さんとアイコンタクトをして、園子ちゃんに近づく

安室「貸して…」

透さんがギターを弾くと、店内の空気が変わった
やっぱり凄いなぁ
前に聞かせてもらったけど、ほんと上手

みんなもびっくりしてるし

ギターを弾き終えた透さんが私にギターを渡してきた
弾いていいのかな？

透さんの顔を見ると、笑顔でうなづいた
弾いていいらしい

ギターを受け取り、情熱大陸とルパン三世のメインテーマを弾いた
最後に、伊織さんのキミがいればを弾き語りした

「うつむく〜その背中に〜痛い雨が突き刺さる〜♪」

この歌って結構好きなんだよね

弾き語りを終えると、ギターを透さんに渡した

安室「同じ高校生であるAさんがこれだけ弾けるんです。この子達もちょっと練習すれば…これくらい弾けますよ…」

１ヶ月あればかなり弾けるようになるだろうね

安室「園子さんも…ビックマウスは程々に…」

園子「うん！」

園子ちゃんに彼氏が居なかったら、絶対に透さんのことを好きになってただろうな

お店に来る女性客の中にもにも、恋愛感情として透さんのことが好きな人が何人かいるし…

罪な男だ

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