141話 ページ44
しばらくして、小間使いと30代前半であろう黒髪の女性が入ってきた
安室「こんばんは。天宮花織さん…依頼について改めて聞かせてもらっても宜しいでしょうか？」
花織「はい、構いませんが…そちらの女性は？」
天宮花織という女性は、うっとりとした目で透さんを見ていたのが、私に目を移した途端冷たい目に変わった
おー怖っ
「初めまして。霜月Aと申します。今日は、貴方のお父様である天宮浩介の友人であった、父から透さんと一緒に行くように言われたんですよ」
何か問題でも？という目で彼女を見て、透さんの腕を組んだ
花織「そうでしたか…依頼についてですが、遺産の場所を書いてあるファイルを開くための、パスワードを示している暗号を解いて欲しいのです」
そう言って、彼女は机の上に1枚の紙を置いた
透さんが手袋をして紙を取る
安室「これは…」
「偽造防止用紙ですね…」
偽造防止用紙とは、無断コピーを防止する刷り込みが背景に施されている用紙のことだ
紙には
『￥500,000,000の遺産を示したファイルを開くためには、複数のモノを利用すべし。さすればその時の相場がそのまま手に入るだろう。ただし、5%の確率でチャンスは1年に１回までとし期限は12年後だ』
と書いてあった
これまためんどくさいモノを…
太陽が一緒に行けといった理由が分かる気がするな
安室「すみません、少し時間を貰えますか？」
思った通り、零さんはアタマを悩ませてる。
まあ、警察はこっち系はあまりしないからな
仕方ないだろう
「透さん、私が解きますよ。こっち系は割と得意なので…」
安室「分かったんですか？」
「はい…花織さん、お願いしたい事があるんですが…」
私は、花織さんにある物を貸して欲しいとお願いした
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琥珀(プロフ) - Mahoさん» ありがとうございます！！ (2018年8月21日 20時) (
レス) id: aff7cc7218 (このIDを非表示/違反報告)
Maho(プロフ) - 途中までですが、読ませていただきました！とても面白かったです！ (2018年8月13日 2時) (レス) id: e66d7d83c8 (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - りんさん» ありがとうございます！いつも、コメントありがとうございます (2017年11月2日 23時) (レス) id: aff7cc7218 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 続編おめでとうございます続き楽しみにしてますいつも見てます (2017年11月2日 23時) (レス) id: 5016550d2e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：琥珀 | 作成日時：2017年11月2日 22時
