132話 ページ33
ラスサビに入る頃には、彼らの演奏はプロかそれ以上のレベルのものへとなっていた
これは、負けられへんな…
私も、感情を込め声量を上げる
踊りは体全てを使い、ダイナミックに
歌が終わり、私は二人の演奏を聞きながら楽譜を拾う
二人が最後の1小節を弾き終えた
パチパチパチ
私は、拍手をした
「さすがお二人ですね。即興でここまで出来るとは…お仕事は音楽にしたらどうですか?」
うん、音楽だけでも食べていけるよ
昴「私は、博士の手伝いをしたいので遠慮しときます…」
と言いながら、哀ちゃんの護衛をしたいんだろ
安室「僕は、目立つのは好きじゃないので…それよりも、Aさんの方が凄いですよ」
「そうですか?私は、歌って踊っただけですよ」
二人の方がよっぽど凄い
昴「Aさんはかなり凄いですよ。あれだけ踊っていたのに、息が切れてませんからね…」
「体力には自信があるので…それより、昴さん!!貴方、ラスサビで転調しましたよね!?」
いきなり転調するからびっくりした
昴「はい、しましたよ。安室さんが2番のサビで基準となる音を変えていたのに対応してましたから、転調しても問題ないと思いまして…」
悪びれもなく言いやがって…
安室「おや、貴方も気づいてましたか…Aさん、自身を持ってください。Aさんは十分凄いですよ。なんせ、僕達の演奏に付いてこれたんですから」
昴「あの歌唱力に加え、あの動きはなかなか出来ませんからね。Aさんには才能がありますよ」
待って、なんでイケメン二人にこんなに褒められてるの…
明日が命日になるのかな?←
「お二人とも褒めすぎです…」
コナン「そんな事ないと思うな〜!ね?安室さん、昴さん!!」
コナン君!?
安室「あっ、もしかして…Aさん照れてます?」
昴「僕達は思ったことを言っただけですよ。照れてるなんて、可愛らしいですね」
「ッ…照れてへんわ!お昼ご飯作って来ます!!」
私は、勢いよく防音室の扉を閉めてダイニングに向かった
蘭「行っちゃった…」
園子「行っちゃったわね…」
世良「僕達も行くか?」
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琥珀(プロフ) - Mahoさん» ありがとうございます!! (2018年8月21日 20時) (レス) id: aff7cc7218 (このIDを非表示/違反報告)
Maho(プロフ) - 途中までですが、読ませていただきました!とても面白かったです! (2018年8月13日 2時) (レス) id: e66d7d83c8 (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - りんさん» ありがとうございます!いつも、コメントありがとうございます (2017年11月2日 23時) (レス) id: aff7cc7218 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 続編おめでとうございます続き楽しみにしてますいつも見てます (2017年11月2日 23時) (レス) id: 5016550d2e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:琥珀 | 作成日時:2017年11月2日 22時