126話 ページ25
降谷「なんなら、実験してみるか?」
「でも、文字の入った鏡やガラスなんて無いよ?」
降谷「ないなら書けばいいだろ」
「そっかー」
私たちは、ダイニングへと移動した
「確か…この辺りに使ってないグラスあったはず……あ、あった!!」
私は、琉球グラスが入った大きな箱を取り出した
降谷「一つ聞いていいか?これ、貰い物だよな?」
「うん!ジンさんから貰ったの!!危険な目に合わせたお詫びだって」
そう、あのパーティがあった数日後にお詫びとして琉球グラスの五個セットを貰ったのだ
降谷「割ってもいいのか?」
「うん!たくさんあるからね〜」
私は、油性ペンでグラスにPUTONMASCARAと書いた
降谷「ジン…なんかスマン……」
グラスを持って、洗面所へと移動し、水を貼る
「こんなものかな…水に入れて…」
降谷「貸して。俺がやるよ…いくら脆くなって切れやすいと言っても力がいるからな」
キャー!!紳士!!カッコイイ!!
抱いて!!←
「ありがとうございます…わぁ、ほんとに切れてる」
降谷「だろ?」
ドヤ顔もカッコイイ
「これを、残ってた文字とそうでない文字に分けると…」
残っていた文字は
PTON
そうでない文字は
UMASCARA
となった
「これだと、残っていなかった文字の方がダイイングメッセージに見えますね…それに、その方が犯人は瞬時に判断することは不可能ですし」
降谷「なるほどな…」
零さんは残っていなかった方の文字を並べ替え始めた
そして、出来た文字は
ASACA RUM
「これって!?」
降谷「ああ、組織のNo.2ラムだ」
「つまり、浅香という人物がラムということですね!」
私は、並べ替えた破片をスマホのカメラで撮った
降谷「そろそろ寝るか…明日が休みと言っても夜更かしは良くないからな……」
「そうですね…あっ、明日蘭ちゃん達が遊びに来ます…」
降谷「は?」
「LI●Eで、バンドの練習を私の家でやろうってことになって…」
降谷「あー結局、貸しスタジオは使えなかったからな…」
「そうなんですよね」
降谷「何時に来るんだ?」
「朝の9時ですね」
降谷「ありがとう。それじゃ、おやすみ」
零さんと別れて部屋に戻り、一つのメッセージを見て心の中で零さんに謝った
--------------- キリトリ ---------------
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琥珀(プロフ) - Mahoさん» ありがとうございます!! (2018年8月21日 20時) (レス) id: aff7cc7218 (このIDを非表示/違反報告)
Maho(プロフ) - 途中までですが、読ませていただきました!とても面白かったです! (2018年8月13日 2時) (レス) id: e66d7d83c8 (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - りんさん» ありがとうございます!いつも、コメントありがとうございます (2017年11月2日 23時) (レス) id: aff7cc7218 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 続編おめでとうございます続き楽しみにしてますいつも見てます (2017年11月2日 23時) (レス) id: 5016550d2e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:琥珀 | 作成日時:2017年11月2日 22時