116話 ページ12
小暮さんが、スタジオで書き直したという楽譜を目暮警部に見せている
目暮「確かに…書き直された箇所があるようだが…」
私も気になったので覗いて見た
笛川「ここ、アップテンポにしたんだね?」
小暮「うん…」
木船「この方がノリがいいな」
「もっとノリを良くするなら、ここをこうすると良いかも知れませんね。あと、ここで転調をするのもいいかも…」
木船「確かに!」
目暮「(さっぱり分からんが…)」
私は、楽譜を見て確信した
10分程度で書き直せれるレベルではないと
「透さん、あの楽譜を書き直すには10分では足りないかと…」
安室「やはりそうでしたか…アップテンポにしたのなら、書き直すページは一ページでは済みませんからね」
私の言葉を聞いた透さんは、どこか獲物を狙うような目になった気がした
目暮「あなた方3人はボディーチェックを受けた後…地下の休憩所で待機していてください」
警察が凶器を探している時、真純ちゃんはギターケースを背負った人を見ていた
蘭「どうしたの?世良ちゃん…」
園子「あの人達怪しんでるの?」
世良「あ、いや…ギターケースを背負ってる人を見ると思い出しちゃうんだ…」
秀一さんのことだよね
世良「4年前…駅の向こう側のプラットホームにたたずむ…ギターケースを背負った秀兄をな!!」
真純ちゃんの話を聞いて、赤井兄妹は本当に仲がいいんだなと思った。お互いがお互いを思ってるというか…
なんか羨ましいな
安室「Aさんどうしました?」
「いや、なんか羨ましいなと…」
安室「そうですか」
蘭ちゃん達は、恋バナをしている様なテンションで話している
園子「その人の名前聞いた?」
世良「いや…聞いてないけど…そのホームに来た別の連れの男がこう呼んでたよ…スコッチってね…」
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琥珀(プロフ) - Mahoさん» ありがとうございます!! (2018年8月21日 20時) (レス) id: aff7cc7218 (このIDを非表示/違反報告)
Maho(プロフ) - 途中までですが、読ませていただきました!とても面白かったです! (2018年8月13日 2時) (レス) id: e66d7d83c8 (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - りんさん» ありがとうございます!いつも、コメントありがとうございます (2017年11月2日 23時) (レス) id: aff7cc7218 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 続編おめでとうございます続き楽しみにしてますいつも見てます (2017年11月2日 23時) (レス) id: 5016550d2e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:琥珀 | 作成日時:2017年11月2日 22時