安室さん！いや降谷さん結婚してください！！4

106話 ページ2

空がオレンジ色に染まる夕方
私は、蘭ちゃん達と一緒に帰っていた

蘭「観た？昨夜のテレビでやってた『神ラーメン決定戦！！』」

園子「観た観た♡」

私も、零さんと一緒に観てたな〜

蘭「わたし決勝に残った味噌ラーメンが食べたかったなー…」

「私は担々麺だよ！！」

あの真っ赤なスープがなんとも美味しそうで、零さんと約束をしてしまった

世良「ボクは塩ラーメンだな！」

園子「ウソ！優勝した醤油ラーメンが一番美味しいって！」

まぁ、優勝したからね

世良「コナン君はどのラーメンがお気に入りだったんだ！？」

コナン「僕は豚骨ラーメンかな…(ってか、ラーメン特番に食い付き過ぎだろ女子高生…Aさんまで食い付いてるし)」

園子「そうそう豚骨ラーメンもイケてたよねー！」

確かに

蘭「麺のちぢれ具合が絶妙で〜」

世良「スープも濃厚でー」

「チャーシューなんかプルプルだったよね〜…」

お腹空いてきた

ぐうぅぅ
4人のお腹の音が同時になった

園子「やば…話してたらラーメン食べたくなっちゃったよ…」

蘭「だね！」

世良「じゃあ行ってみる？」

「何処に？」

世良「ボクの行き付けのラーメン屋さん！」

世良「でも、止めとくか？君達は夕飯食べられなくなっちゃうし…」

それもそうか…
あーでも、友情の方を優先しよう
とりあえず、連絡しないと

「もしもし、透さん。夕食は蘭ちゃん達とラーメンを食べて帰るので、今日は遅くなります」

安室「そうですか。僕も探偵の仕事が入っているので連絡しようと思っていました。帰宅する時刻が八時を過ぎるようなら連絡してくださいね」

「分かりました。探偵のお仕事頑張って下さいね！」

コナン「(園子はフレンチのディナーよりラーメンだし、Aさんも安室さんよりラーメンかよ…)」

園子「わたし、学校帰りに友達とラーメン食べて帰るの夢だったんだー！」

「私も！ドラマや漫画なんかで見て、憧れてたんだよね〜」

蘭・世良「「へー…」」

コナン「(ちっちぇー夢だなお嬢様方…)」

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