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Aside
「あの、」
西「熱何度だった?」
「…38.3です」
西「まじ?」
先輩の顔が近づいてきたと思うと
おでことおでこがくっついた。
「、っ/」
西「あれ?結構熱くない?」
「先輩のせいです、」ボソッ
小さく呟いたその言葉は
先輩の元へは届かなかった。
西「あ、朝からなんか食べた?」
「…、食欲ないです」
西「でも薬飲めないしなあ、」
ちょちょちょっと待って、お兄さん。←
今日学校ちゃいますの??←←
「先輩、」
西「どした?」
「学校は、」
西「Aちゃんの方が大事。」
その言葉にまた熱が上がりそう。
って、私どんだけ堕ちてんだろう。
西「まーまー。
とりあえず今はなんか食べよっか。」
「、ゼリーがいいです」
袋の中からみかん味のゼリーが出てきた。
ひんやりしてて気持ちいい。
西「このあとは薬だからね?」
だあああ。
一生このゼリー食べとこ。←
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作者名:せけもと x他1人 | 作成日時:2018年2月5日 23時