ヤ ン キ ー な 先 輩

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西島side








西「あーーー暇だ！」






あの日與に “ 諦める宣言 ” してから
あまり学校に行ってない。








いや、単位危ないんだけど。
めんどくさいじゃん？笑









ピコンッ



與『今からいつもの場所来れる？』









あら、與さんからLINE♡←









西『りょーかい。すぐ行く。』








與から誘ってくるなんて珍しいな。



前踊ったばっかりなんだけどなー、



日高もいんのかな。









いろんなことを考えながら
ジャージに着替えてチャリに跨った。









長い坂道をノーブレーキで下っていく。






夏の爽やかな涼しい風が俺の前髪をなびかせる。









…この時の俺はあんなことになるなんて、
もちろん知るわけない。

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