不思議で幸せな人

不思議な人が117人 ページ12

組織入りたての時
ーー
今日は初めての任務で心が乱れた。








怖かったのだ。









なんで私は情報のために人を殺してるんだろう。









なんで私はこんな所に居るんだろう。









なんで私は嫌いな人と恋人関係なんだろう。









警察に頼ればよかったのに。









昔から素直に人に頼るのはやってたのに、









『なんで頼る事が出来なかったんだろう...。』









『...はぁ.....眠っ...』









＿＿＿＿バーカ＿＿＿＿＿
ーーーー
私「君って実に馬鹿だね。って私でもあるんだけどさ？」








目の前にはもう1人の自分がいた。









『...うるさいな。そうしないと自分が死んでしまう...んだよ』









私「だって、お姉ちゃん、お兄ちゃん、お母さん、お父さん。失望したねぇ」








『...え』







父「Aは正しい事も知らないんだな。」





母「失望したわ」






『で、でもみんな...』






はるか「言い訳は聞いてないよ〜。」






琉生「真相も知らないで語るな。俺も人のこと言えないけどさ、犯罪者おめでとう。将来の夢が警察官なのにな。」







『それは、お兄ちゃんもでしょ！！！』







はるか「＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿」









『...え？』


ーーーー
？『.....ろ.....きろ...起きろA』






『っ！？...ジン...。』








ジン『今日はベルモットにでも教えてもらえ。じゃあな』









ﾊﾟﾀﾝｯ









最後お姉ちゃんが言ってた言葉は思い出せないけど、









今は、しっかりと









『悪役として最高に幸せにならないとな。』









そう思いながら私も外に出た。

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