不思議な人

不思議な人が38人 ページ46

2人『ご馳走様でした。』






俺たちは食事を終え、Aさんは食器を片付けていたのでその手伝いをした。





ｶﾁｬｶﾁｬ






恐くだが、彼女は少しずつ心を開いているような気がして、







また、



『ねぇ、お姉さんは何者なの？』






この質問をした。







A『人？』









だから、なんで疑問形なの？









え？実は人外でしたっていうオチ？









『そう言う意味じゃないよォ...。』









A『...ふぅん。』







すると、突然頭に何かを押し付けられた。





ｶﾁｬ









『え！？』









拳銃だ。








A『...つまり、裏の人間かどうかってことか。』









...っやっぱり黒だ。









『よく分かったね。お姉さん？』









...でもなぜ灰原は普通に話せていたのか？









明らかに殺気放ってるけど。







A『私は、貴方から見れば裏の人間かもね。』









すると、頭に当たっていたそれは降ろされた。









『...どういう意味？Aさん、いや、ローズ』









一か八か彼女のコードネームであろうものを言った。








A『誰？そのローズって人。』









はぐらかせた...









『嘘、つかないで』









A『私はあなたにとっては裏の人間。でも私の名前はローズじなゃい。』






『...じゃあ何者？』









A『さぁ。何者なんだろう。』







『...』







A『さっ、良い子はねる時間だよ。新しい歯ブラシ出すから、歯磨いて寝な。』








そのまま俺は空き部屋へ案内された。

ー
『...ローズっていうお酒ってどんな酒だろ...』





検索:ローズ お酒


結果:もしかしてジャックローズ？









「私の名前はローズじゃない。」









愛称がローズで本当の名前はジャックローズか。








意味:恐れを知らない元気な冒険者








あの人...冒険者じゃないよね...、
うん







恐くあの様子だと俺の正体にも気が付いている。そして、安室さん情報によると、彼女は組織の命令が無い限りNOCでも殺さないらしい。







...本当に他人に興味が無いんだな









ﾋﾟｺﾝｯ...ん？









『え、昴さんから？』









こんな時間になんの用だろ...








To コナン
今すぐ工藤邸に来て下さい。
from 昴









『まじかよ。』









...抜け出さねぇとな...バレないように

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